あきりんの映画生活

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「キス&キル」 (2010年)

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2010年 アメリカ 101分
監督:ロバート・ルケティック
出演:アシュトン・カッチャー、 キャサリン・ハイグル、 トム・セレック

アクション・ラブ・コメディ。 ★★☆

「デイ&ナイト」を見逃してしまったので、その代わりと言っては失礼だが、これを観に行ってきた。
この映画も、まったく素人のヒロインが、恋した相手のために銃撃戦に巻き込まれていくということでは「デイ&ナイト」に似ている。

お嬢様育ちのジェン(キャサリン・ハイグル)は、両親と一緒に来ていた旅行先でエリート青年スペンサー(アシュトン・カッチャー)と出会い、恋におちる。
キャサリン・ハイグルという女優は初めて見たと思うのだが、美人でいながら、とぼけたようなユーモアのある演技が嫌みではなく、ラブ・コメに合っていた。
魅力的に見せようとパツパツのドレスを無理して着てみたり、両親に見つからないようにテーブルの下に隠れたりと、たわいもないことなのだが、なかなか魅せてくれる。

幸せな結婚生活を送っていた二人だったが、3年後、突然、自宅にやってきた暴漢がスペンサーを襲う。
実は、元CIA要員だったスペンサーには高額の懸賞金がかけられいたのだ。
それからというもの、次から次へとスペンサーを襲う者があらわれる。訳のわからないままに、ジェンはスペンサーと一緒に右往左往しながら追っ手から逃走する。

ここで面白いのは、スペンサーを倒して賞金を得ようとする者が、今までの日常生活の仲間だった人たちというところ。
たとえば隣の家の平凡な夫婦や、会社の同僚が、不意に包丁やナイフをかざして襲いかかってくるのだ。
ちょっとの間も気が抜けない。
日常生活が突然殺し合いの現場に豹変するということでは、ブラピとアンジーの壮絶な夫婦喧嘩劇「Mr.&Mrsスミス」を思い出させる。

ああ、面白かったと、たわいもなく楽しめます。
あとに残るものは何もありません(笑)。

(ネタバレ)

コメディなのでツッコミを入れても仕方はないのだが、お父さんが○○だったのなら、何故、二人の結婚を許したのだろう? おかしいよねえ。