あきりんの映画生活

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「好きと言えなくて」 (1996年)

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1996年 アメリカ 96分
監督:マイケル・レーマン
出演:ジャニーン・ガロファロー、 ユマ・サーマン、 ベン・チャップリン

ラブ・コメ。 ★★☆

単純に言えば、彼女にするなら、知的なブス女(失礼)と軽薄な美女と、どちらを選ぶ?ということになる。
(作中では、隔離されるドームに一緒に入るとしたら「タイム誌の女」と「プレイボーイ誌の女」とどちらを選ぶ?という言い方だった。)
男たるもの、建て前と本音の間で揺れ動いてしまう(笑)。

ペット相談員のアビー(ジャニーン・ガロファロー)は、容姿に自信がないことから男性には及び腰。そんな彼女が担当しているラジオ番組を聴いたカメラマンのブライアン(ベン・チャップリン)が彼女に会いに来ることになる。困ったアビーは、同じアパートのノエル(ユマ・サーマン)に身代わりを頼む。

ジャニーン・ガロファローなんて知らない女優さんだなと思っていたのだが、見たときに、あれ?どこかで、と思った。
そうだ、TVドラマ「24」のシーズン7に出ていたんだ。あの人だったのか。

さて、そのジャニーンが演じるアビーは容姿コンプレックス。背が低く、体型もふくよか気味で、まったくあか抜けない。
確かに男性がとびつくタイプの女性ではない。
それに対するのはユマ・サーマン。すらりとした長身、色白、涼やかな目元。まるでフランス人形かバービー人形(笑)。
並の女性でもとうてい立ち打ちできるはずがない。ましてや、アビーの容姿では・・・。

当然、ブライアンは、アビーだと思い込んだノエルに一目惚れ。
ところが、男性には及び腰だったアビーもブライアンに惹かれてしまったから話がややこしくなる(というか、そうならないと話がはじまらない)。
ノエルはノエルで、ブライアンが好きなんだけれども、アビーに遠慮をして、なんとか彼をアビーに譲ろうとする。

さあ、どうなる?
あまり深刻にはならずに軽い気持ちで見ることができる。
それにしても、女性の友情って、あんなにきれいなの?

お話なので、ブライアンも容姿の美しさではなく、心の美しさに気づいて、という展開にはなるわけだ。
でも、でも、ユマ・サーマンが演じた”軽薄な美女”ノエルも、性格がとても好いんだよなあ。
自分でも、見かけが良いだけで私には心が無いの、といった自覚をちゃんと持っている。
ちゃんと心を持っているじゃないの。

あの性格の良さだったら、少しぐらい軽薄でも充分に許せてしまうんじゃないかな、世の男性諸君?

(余談)
ユマ・サーマン本人は、抜群に高いIQの持ち主ということで有名らしい。天は二物を与えていたんだ!