2007年 アメリカ 99分
監督:マーク・ヘルフリッチ
出演:デイン・クック、 ジェシカ・アルバ
下ネタ満載のコメディ。 ★★
チャック(デイン・クック)が子供の頃に女の子からかけられた呪い。それは、”チャックと寝た女の子はその次ぎに出会った男と結ばれる”。
ん~、微妙な内容の呪いだな(笑)。
さあ、成人して今は歯科医となったチャックのその噂が広がる。
するとどうなるかというと、・・・恋を求める可愛い女の子がみんなチャックと寝たがって、われ先にとアプローチしてくる。
おいおい、男にとっては夢のような話ではないか。
設定そのものが下ネタっぽいのだから、話の展開もアノ場面のオン・パレード。
家族での一家団欒で観るにはまったく適さない映画です。
初めのうちは喜んでせっせと女の子の希望を叶えていたチャックだったが、もさすがに空しくなってくる。
自分は本当の恋人にめぐり会うための道具にすぎないと。
と、そこでチャックはちょっと天然の彼女(ジェシカ・アルバ)に出会って一目惚れ。
しかし、彼女と寝てしまったら、彼女は自分の次ぎに出会った男と結ばれてしまう。
だから、どんなに彼女が好きでも寝るわけにはいかない。じれったがる彼女の方からモーションをかけてきても、それでも寝るわけにはいかない。
これは辛いぞ。これは困ったぞ。
邦題が酷い。原題は「チャック、がんばれ」とでもいったところか。
それに、正しくは”噂のアゲメン「が」恋をした”だろうに。逆だよ。
ドジなペンギン飼育係を演じたジェシカ・アルバは、やはり可愛いかったなあ。
下ネタが鼻につかなければ、そこそこは楽しめる映画でした。