明けましておめでとうございます。
昨年に鑑賞した作品は153品でした。
ほとんどがDVDでのマイ・ルーム鑑賞です。
大雑把な分野別にマイ・ベスト3を選んでみましたが、当然のごとく、旧作ばかりです。
ということで、ほとんど他の皆さんの参考にならないベスト3ですが、ご容赦を。
■ドラマ系
1.「インビクタス/負けざる者」2009年
:イーストウッド監督のまっすぐな力量を見せつけてくれた作品でした。どなたにでもお勧めできます。
2.「彼女をみればわかること」1999年
:ロドリゴ・ガルシア監督のオムニバス映画。淡々とした描写で女性のかかえた切ないものを伝えてきます。
3。「マイ・ハート、マイ・ラブ」1998年
:群像劇のような描き方です。ショーン・コネリーをはじめとする豪華出演陣で好きな作品なのですが、何故かあまり有名ではありません。若い頃のアンジーも出ています(嬉)。
■アクション系
1.「ナイト&デイ」2010年
:似た作品に「ツーリスト」「キス&キル」がありましたが、これがひとつ上でした。トムの「ミッション・インポッシブル/GP」も面白かったですね。
2.「マチェーテ」2010年
:これはぶっ飛んだ映画でした。あまりの馬鹿馬鹿しさに好みは分かれるところでしょうが、とにかく面白かった。
3.「十三人の刺客」
:時代劇では久しぶりに興奮させてくれた作品。
■サスペンス系
1.「冷たい熱帯魚」2010年
:言わずとしれた園子温監督の問題作。激しく印象的。しかし、もう一度観るかと言われたら、激しく拒否。
2.「ミレニアム」三部作 2009年
:今年2月にはハリウッド・リメイクが登場しますが、どんな風にフィンチャー監督は撮っているのでしょうか。
3.「ゆれる」2006年
:邦画3品目。邦画も充分に頑張っています。ゆれ動く人の心を描いて見事でした。最後の兄の笑みの意味は?
■SF系
1.「NEXTネクスト」2007年
:評判は芳しくなかった作品ですが、少し変わったタイム・スリップの仕方が物語に上手くいかされていると思いました。
2.「オーロラの彼方へ」2000年
:これはSF系ですがサスペンス・タッチもあり、ほのぼの感動系でもあり、隠れた名作だと思っています。
3.「12モンキーズ」1995年
:ギリアム監督らしいダークな雰囲気が独特です。ブラピの常軌を逸した演技も魅せてくれます。
■文学系
1.「恋する惑星」1994年
:ウォン・カーワイ監督の美意識が充満しています。続編の「天使の涙」も素晴らしい。
2.「ノスタルジア」1983年
:説明不要の名作でしょう。まどろみ浮遊感とでも言うか、心が解き放たれるような時間が流れます。
3.「シテール島への船出」1983年
:同じ年に作られたもうひとつの名作。冒頭の朝の情景から引き込まれます。
■名作系
1.「男と女」1966年
2.「ジャガーノート」1974年
3.「オリエント急行殺人事件」1974年
どの作品も記事をアップしていますので、興味のある作品はタイトル頭文字から検索して下さい。
今年の記事ばかりですから、リスト表示にすればすぐに見つかると思います。
(ハイパー・リンクを張る手間を惜しんでしまいました(汗))