今年鑑賞した作品は151品でした。
ほとんどがDVDでのマイ・ルーム鑑賞です。
大雑把な分野別にマイ・ベスト3を選んでみましたが、当然のごとく、ほとんどが旧作です。
ということで、あまり他の方の参考にならないベスト3ですが、ご容赦を。
■ドラマ系
1.「ブラック・スワン」(2010年)
:ナタリー・ポートマンがオスカーを取ったのが容易に納得できる熱演でした。
2.「太陽に灼かれて」(1994年)
:ロシアの政治背景に悲恋を絡ませた重厚なドラマでした。子役のナージャ(後の「戦火のナージャ」のヒロイン)が可愛い。
3。「列車に乗った男」(2002年)
:ルコント監督の小品といったところですが、なんとも言い難い味わいがあります。
■アクション系
1.「ボーン・スプレマシー」(2007年)
:「ボーン・レガシー」を観る前にマット・ディモンの3作を再見しましたが、3作ともに水準は高く、やはり面白かった。
2.「HERO」(2002年)
:チャン・イーモー監督の色彩美、様式美に酔いしれました。
3.「フェイス・オフ」(1997年)
:再見して、こんなに面白い作品だったのかとあらためて唸った作品でした。
■サスペンス系
1.「ドラゴンタトゥの女」(2011年)
:オリジナルの「ミレニアム」3部作も面白かったですが、このデビッド・フィンチャー監督のハリウッド・リメイクもスタイリッシュで楽しめました。
2.「恋の罪」(2011年)
:園子温監督の作品は、このところ、毎年のように私のベスト映画の上位に入ります。これもインパクトがありました。
3.「アイデンティティ」(2003年)
:ネタが判れば、なあ~んだというところですが、それでも充分に楽しめる作品です。
■SF系
1.「バットマン・ビギンズ」(2005年)
:恥ずかしながら今まで観ていませんでした。観てびっくり。すごい傑作ではありませんか!
2.「ザ・セル」(2000年)
:ターセム監督の奇妙な、幻想的な美しい画面に釘付けでした。
3.「スターダスト」(2007年)
:ファンタジー系はあまり観ないのですが、これは素直に観ることができました。
■文学系
1.「卵」(2007年)
:3部作の第1作。残りの2作を観るのを楽しみに取ってあります。
2.「ミツバチのささやき」(1973年)
:主人公の少女の瞳がなんとも愛くるしかったです。
3.「インド夜想曲」(1988年)
:同名小説の映画化。インドを彷徨う男の影が印象的でした。男はどこへ彷徨い込んでいったのでしょうか。
■呆気にとられた傑作系
1.「大木家のたのしい旅行 新婚地獄編」(2010年)
:これはおおいに笑って愉しみました。意外に哲学的な雰囲気もありました。
2.「唇からナイフ」(1966年)
:あのモニカ・ヴィッティが女スパイに扮するという、ファンならば見逃せない作品。しかし、世評は酷いものです。
3.「奇人たちの晩餐会」(1998年)
:フランス映画らしいエスプリに富んだコメディ。
■名作系
1.「死刑台のエレベーター」(1957年)
2.「十二人の怒れる男」(1957年)
3.「用心棒」(1961年)
どの作品も記事をアップしていますので、興味のある作品はタイトル頭文字から検索して下さい。
今年の記事ばかりですから、リスト表示にすればすぐに見つかると思います。
(ハイパー・リンクを張る手間を惜しんでしまいました(汗))