あきりんの映画生活

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「夜の訪問者」 (1970年)

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1970年 フランス 94分 
監督:テレンス・ヤング
出演:チャールズ・ブロンソン、 ジェームズ・メイソン、 ジル・アイアランド

フランス・アクションもの。 ★★☆

絶頂期だったチャールズ・ブロンソンのアクションもの。
このときすでに50歳ぐらいだったはずだが、見事な筋肉、見事な身のこなし。さすが。

妻、娘と平和に暮らしている貸しモーターボート屋のジョー(チャールズ・ブロンソン)の家に銃を構えた男が入り込んでくる。
実はジョーには、刑務所仲間を裏切った過去があったのだ。

悪党一味は妻と娘を人質にとって、ジョーに麻薬密輸の片棒を担がせようとする。
かたやジョーは、悪党一味のボス(ジェームズ・メイソン)の情婦(ジル・アイアランド)を拉致して対抗する。

とにかくブロンソンの格好良さを見せつける映画なので、ジョーは危なげもなく、強い!
それに反して悪党一味はどこか頼りない。ぬけているところもある。
おまけに肝心のボスが、ある一面では義理堅い。
あれ、そんなに好い人だったの?(苦笑)。

枯れ草が生えている岩だらけの荒野の一軒家。
そこで銃撃戦が起こり、ボスが瀕死の重傷を負う。町から医者を連れてこないと死んでしまう。
というわけで、車に乗せた医者を一刻でも早く連れて行こうと、曲がりくねった山道を車でとばすジョー。
この場面がものすごい。
追ってくる車はいないのでカー・チェイスではないのだが、急カーブを断崖すれすれで曲がって行く連続。
当然CGなどはなく実写だから、これはたいしたもの。

当時のアクション映画としては平均的なところか。
この映画全体の雰囲気が懐かしい。
この映画の邦題は、大ヒットしたブロンソンの代表作、「雨の訪問者」をもじっているのだろう。

この前後のブロンソン映画では、奥さんのジル・アイアランドはお約束のように悪女役だった。
いちばん印象的なのは、高層ビルの外壁に取り付けられたエレベーターで狙撃される「狼の挽歌」だろう。

しかし、どうしても今観ればぬるい出来映え。
やはりあの「さらば友よ」「雨の訪問者」よりは、かなり落ちる内容ではあった。