あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。1800本余りの映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。

「月のひつじ」 (2000年)

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2000年 オーストラリア 102分
監督:ロブ・シッチ
出演:サム・ニール

ほのぼのドラマ。 ★★☆

1969年だから、今から45年前のこと、人類は初めて月に降り立った。
もう、そんなに昔のことなんだ。
アポロ11号が月に着陸して、アームストロング船長が「これは小さな一歩だが、人類にとっての大きな一歩だ」といって月に降りた場面は、世界中に中継されて、世界中の人が観た。
この映画は、そんな月からの歴史的中継をおこなったオーストラリアの田舎町の話。

月に人類が降り立つ瞬間の映像を、NASAは当初はカリフォルニアの設備で受信しようとしていた。
ところが打ち上げスケジュールの関係でその時間帯は南半球でないと電波がキャッチできないことになった。
そこで白羽の矢が立ったのがオーストラリアの片田舎町パークス。
実はここには南半球で最大のパラボラ・アンテナがあったのだ。

さあ、この話が舞い込んだものだから田舎町は大騒ぎ。
だいたいが羊しかいないような片田舎なのだ。
アンテナの誘致をおこなった町長は鼻高々になるし、州知事は視察に来るし・・・。
肝心のアンテナ施設は3人の技師によって運営されていた。そこへNASAからも1人の監督官が派遣されてくる。

これは実話に基づいているとのこと。
私もあの映像のことはよく覚えているが、あの中継の裏側にこんなお話があったとは知らなかった。
計画がすべて予定通りに順調にいったわけではない。
途中で、追跡していたアポロの位置を見失ってしまったりもする。
どうやって宇宙のなかの一点で、しかも動き続けているアポロを捜せばいいんだ? 計算式も間に合わないぞ。

ある機転でアポロを捉えたものの、今度はこれまでに経験したことのなかったようなハリケーンが田舎町を襲う。
パラボラ・アンテナを水平に降ろさなければ突風でアンテナが折れてしまうぞ。
しかし、そうすれば歴史的な瞬間の電波はキャッチできないぞ。
さあ、どうする?

世界的なイベントの中核的な役割への降って湧いたような参加要請。
あたふたとしながらも、それに一生懸命に頑張る善良な人々を描いています。
そうか、こんな裏話があったのかあ。
心ほのぼの。