2013年 アメリカ 105分
監督:ジョン・タートルトープ
出演:マイケル・ダグラス、 ロバート・デ・ニーロ、 モーガン・フリーマン、 ケヴィン・クライン
4人組爺さんの馬鹿騒ぎ。 ★★☆
ポスターを見てほしい。とにかく豪華な顔合わせの4人組。
子供時代からの親友4人組の一人、ビリー(マイケル・ダグラス)が娘のような若い恋人と結婚することになる。
独身最後の夜を祝おうと、久しぶりに再会するパディ(ロバート・デ・ニーロ)、アーチー(モーガン・フリーマン)、サム(ケヴィン・クライン)と一緒にラスベガスにくり出す。
4人の今の境遇はそれぞれ。
幼なじみの愛妻を喪ったばかりのパディは沈んでいる(しかも、葬式に来なかったビリーを恨んでいる)。
アーチーは脳梗塞後で、心配する息子の監視付きの毎日。
しかしラスベガスで悪友たちと再会するとなれば、そりゃ少年の心が戻ってくる。
気持ちは浮き立つ。
さあ、思い切り馬鹿騒ぎをするぞ。
1万5千ドルものなけなしの貯金を持ってきたアーチーは、慣れないポーカーに手を出す。
必死にやって、もう終わるよと席を立ったときには・・・なんとお金は10万ドルに増えていた。
えっ、1000万円以上ってこと?!
ホテルは最高のスイートルームを用意して、ベテランのコンシェルジェがバチェラー・パーティの段取りをしたりしてくれる。
巨乳を集めてくれよ。
なんという、不良爺さんたちだ(笑)。
4人は年増のクラブ歌手と意気投合したりもする。
そしてビリーがパディの愛妻の葬式に参列しなかった秘密が明らかになったりもする。
たわいもない老いた男たちの夢物語、といってしまえばそれまでの映画です。
4人は馬鹿騒ぎをするのですが、やはりちゃんと大人の節度もわきまえています。
そしてお祭り騒ぎのパーティの夜が明けて、4人はそれぞれの生活に戻っていきます。
ん、ビリーの結婚式はどうなった?
つくづく思ったのは、歳を取ってもお洒落はしないといけないな、ということ。
それに無頓着になったときが精神的老化の始まりだな。