2017年 フランス 105分
監督:スティーヴン・クエイル
ミッション型アクションもの。 ★★☆
制作/脚本はリュック・ベッソン。
彼の名前を聞いて、期待度が上がる人と、これは期待度を下げて観ようと思う人と、どちらが多いのだろう?
ちなみに、(悲しいことに)私は最近は後者。
舞台は紛争末期のサラエボ。
マット率いるネイビーシールズのチームは、ことある事に規律を破っては勝手をする。
しかしちゃんと成果は上げる。
こういうのって、上官(JKシモンズ)としてはとても厄介。規則違反はするのだが、成果主義から言うと有能でもあるわけで、本当に扱いに困る。
ある日、彼らは総額3億ドルのナチスの金塊が湖底に沈められているとの情報を入手する。
本当? しかし、もしそんな大金が手に入れば、戦争に苦しんでいる避難民を救えるぞ。
ということで、敵が制圧している地域の中にある湖の水深45mの湖底から、重さ27トンの金塊を引き上げるぞ。
しかし、どうやって?
しかも8時間後にはそこからの撤退命令が出ている。それまでに何とかしなければ。
実は、あの「特攻野郎A[チーム」のような派手なアクションを期待していた。
しかしそれは冒頭だけだった。
肝心のミッションが水の中なのでアクション自体がどうしてもスローモーションになる(苦笑)。
これは見せ方をかなり工夫しなければ、間延びしてしまうよなあ。
観ている間は退屈することはありません。
でも、見終わったらすぐに内容を忘れてしまう類いの映画でした。
そのつもりで観ましょう。決して心に残る大作を見るぞ!などとは思わないように(笑)。