2008年 イギリス 106分
監督:マーク・フォスター
出演:ダニエル・クレイグ、 オルガ・キュリレンコ
6代目ボンド、ダニエル・クレイグの2作目。シリーズ第22作。 ★★★★
いきなりカー・チェイスで見せてくれる。小型飛行機でのアクションもあるし、最後には敵のアジトの大爆発シーンもある。
前作「カジノロワイヤル」に続くストーリーで、今回も肉体派、リアル派ボンドでせまる。
ただ、007に付き物だったガジェットもなく、ひたすらに真面目にここまでくると、マッド・デイモンの「ボーン」シリーズに似すぎてきたきらいがある。
今回のボンドガール、オルガ・キュリレンコは「ヒットマン」にも出ていたが、色気というよりは、こちらもしっかりと体育会系。
敵役はちょっとひ弱そうで、残酷さもあまりなさそうで、迫力に欠けたな。
007シリーズの本道に戻っていると考えて間違いのない作品。