2006年 アメリカ 87分
監督:カート・ウイマー
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ
CG満載の近未来SFアクションもの ★★
あるウイルスに感染して特殊能力を身につけた超人間ファージと、それを抹殺しようとする人間との戦い、という設定。
でもそんなことはどうでもよくて、「ブレードランナー」の世界背景を、「バイオハザード」や「イーオン・フラッグ」のようなヒロインに演じさせて、「キャシャーン」のような画像で映した映画。
と、これまでの映画の寄せ集めのような作品。
画像はきれいだし、ミラ・ジョヴォヴィッチはスタイルも良いし、アクション・シーンの迫力もある。
でも、ただそれだけ。
ストーリーはないに等しい。
それで満足できるかどうか。
監督は、あの「リベリオン」で美しいガン・アクションを見せてくれたカート・ウイマー。
道理で身のこなし方が、あの熱狂的ファンを持つ<ガン・カタ>に似ているはずだ。
今日は疲れたし、何も考えずにアクション・シーンだけ観ようか、なんてときに。
というか、それ以外の時に見たら、がっかりするかも。