
2021年 107分 アメリカ
監督:ジョー・カーナハン
出演:ジェラルド・バトラー、 アレクシス・ラウダー
銃撃アクションもの。 ★★★
砂漠地帯の小さな警察署を舞台にした銃撃戦アクションもの。
とくると、あのジョン・カーペンター監督「要塞警察」を思い浮かべる人もいるのではないだろうか。
あれは要塞攻防戦で、攻守それぞれの側がはっきりしている物語だった。
こちらは警察署内部での4者の騙し合い、そして撃ち合い。
まず詐欺師テディ。彼は命を狙っているマフィアから避難するためにわざと留置所に入ったのだ。
そしてマフィアからテディの殺しを依頼された殺し屋ボブ(ジェラルド・バトラー)。彼は泥酔男に成りすまして留置所へ。
警察署には結構な数の警官がいるのだが、みんなやる気がない、度胸もない。
そんななかで一人張り切っているのが新人婦人警官のヴァレリー(アレクシス・ラウダー)。
小柄な短髪女性警官のヴァレリーは拳銃マニアの早撃ち名人だったのだ。
愛用する銃にもこだわりを持っていて、撃鉄を起こして撃つ大型拳銃。お前、西部劇のつもりかよ。
という顔ぶれで、警察署のなかで起こるボブのテディ抹殺計画。
もちろん署長をはじめとした警官は無能で、ヴァレリーの活躍で阻止されるわけだ。
この映画、ジェラルド・バトラー主演ということで観たのだが、なんのなんの、実質的な主演はこのヴァレリーだった。小気味いいよ。
とそこに、さらなる刺客としてサイコパスのアンソニーが現れる。
この男はイカレテいる。薄ら笑いを浮かべながらマシンガンで手当たり次第に皆殺しをはじめる。
正義の味方のヴァレリー、彼女は誰かと共闘しなければサイコパスのマシンガンには立ち向かえないぞ。
テディは俺を牢から出せと言い、ボブはいや俺の手錠を外せと言う。俺を信じろ。
さあ、ヴァレリーはどうする?
傑作とまではいかないが、娯楽作品として充分な内容だった。
最後まで誰が勝者になるのか分からない。くり広げられるガンアクションもかなりの凄まじさ。
迫力ある映像で楽しませてくれる。
それにしてもこの邦題は酷い。このタイトル名で観るのを止めた人が沢山いるのではないだろうか。
もったいない。
二転三転の展開で(まだ生きていたなんて、お前はゾンビかよ)、飽きさせません。
結構拾いものの作品ですよ。