あきりんの映画生活

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「トレーニングデイ」 (2001年)

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2001年 アメリカ 122分
監督:アントワーン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン、 イーサン・ホーク

悪徳刑事もの。 ★★★

デンジャラス・ラン」でのデンゼル・ワシントンンの悪役ぶりが印象的だったので、こちらも鑑賞。

交通取り締まり係からあこがれの刑事になったばかりのジェイク(イーサン・ホーク)。
彼はロサンゼルス市警の麻薬取締課で、ベテラン刑事のアロンソデンゼル・ワシントン)とコンビになる。
ところが、このアロンソは目的のためにはあくどいことも平気でやってのけるような刑事だったのだ。

麻薬捜査のためには、自分で法律違反をすることなんか、まったく気にしない。
そんなふてぶてしいベテラン刑事アロンソに、ジェイクはいいように振り回される。
そんな1日の出来事。

アロンソのふてぶてしさに凄みがある。
さすがにデンゼル・ワシントンである。悪役をやっても華がある。
アロンソの(強引な)説教を聞いていると、その経験に裏打ちされた自信のある言葉に、つい、ああ、そうなのかもしれないなあと思わされそうになる。
根っからの悪人は、その人なりに確かな信条を持っているから、なるほどと思わされてしまうわけだ(苦笑)。

麻薬取引に絡んだ大金の奪い合いで、展開は二転三転。
初めのうちは、アロンソも実は良い人で捜査のためにやむを得ず法律違反をしているのではないだろうか、などと甘いことを思ったりもしていたのだが、違った。
そんな甘いことはなく、アロンソは徹底的に悪い人だった。

ジェイクは本当に”1日だけの訓練”で実に様々な出来事を体験する。
長いトレーニングの1日だったわけだ。

アロンソがかっとして殺してしまったロシア・マフィアに仕返しをされるというところが、なんとも皮肉っぽい。
イーサン・ホークの、ちょっとおどどどした自信のなさそうな態度が、ワシントンのふてぶてしさを引き立てていて、上手かった。
彼はこういった少し姑息な役柄が上手い。

デンゼル・ワシントンがアカデミー男優賞をとっています。