あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。1800本余りの映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。

「ミニミニ大作戦」 (2003年)

イメージ 1

2003年 アメリカ 111分
監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:マーク・ウォールバーグ、 シャーリーズ・セロン、 エドワード・ノートン
    ジェイソン・ステイサム、 モス・デフ、 ドナルド・サザーランド

頭脳的な金塊泥棒もの。 ★★★☆

盗みのプロ集団が最新型金庫に厳重保管されている3000万ドル相当の金塊をみごとに手に入れる。
ところが、一人の仲間の裏切りにより金塊と仲間の命が奪われてしまった。
1年後、彼らはふたたび集まって奪われた金塊の再奪取を計画する。

1969年製作の同名映画のリメイク版。オリジナルもすこぶる面白かったが、本作も豪華メンバーで、嫌みなところが全くない軽快なタッチに仕上がっていて楽しい。
原題は「イタリアでの仕事」だが、邦題は計画の要に3台のミニ・クーパーが使われているところから付けられている。

冒頭の金塊強奪では、ヴェニスの運河での激しいボートの追跡劇が繰り広げられる。
ボートを操縦するのは、運転のプロとして仲間に加わっているジェイソン・ステイサムというところがにくい。ここでもトランスポーターなんだね(笑)。

この場面の撮影があまりにもすさまじかったために、ヴェニス運河でのアクション映画撮影は以後厳しい制限がつけられることになったとのこと。

こういった各分野のスペシャリストが集まって仕事をするというのは、古くはロバート・レッドフォードものにあったし、「オーシャンズ」なんかもそうだけれども、好み。
プロの仕事というのは格好良い。
子供のころから火薬を爆発させていて片耳の聴力をなくした通称「レフト・イア」(モス・デフ)も、時折りのコミカルな演技を交えて良い感じ。

シャーリ-ズ・セロンは殺された父(ちょっとしか出てこないのにさすがはドナルド・サザーランドと思わせる存在感)の仇を討つために、金庫破りのプロとして仲間に加わる。
非常に美しく、華がある。
彼女の存在が映画自体をお洒落なものに引き立てている。
彼女が運転をしてミニ・クーパーをバックスピンさせる場面がある。
驚いたことに、本当に彼女が運転したのだそうだ。すごい。

2回にわたる金庫奪取の手口も痛快(ちょっと繰り返しだけれど)。
後半のミニ・クーパーとヘリコプターの追跡劇も、まったくの実写のみという手堅さ。
最近の映画に多いど派手なクラッシュ場面などないところが、かえって好感が持てた。

この映画を観た人の何人かは、つぎに買う車をミニ・クーパーにしようかなと思ったのではないかな?

軽い、お洒落なアクションものを、というときにお勧めです。
小さいお子さんと一緒に観ても安心な、楽しい作品です。