あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。約2000本の映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。監督名、主演俳優名でも検索できます。

「サンシャイン2057」 (2007年)

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2007年 アメリカ 107分
監督:ダニー・ボイル
出演:キリアン・マーフィ、 真田広之、 ローズ・バーン、 ミッシェル・ヨー

サスペンスSF? ★☆

個人ごとになるが、地デジ切り替えまで1年を切ったので、わが家でもやっと地デジ対応TVを購入した。ブルーレイ・レコーダーも併せて購入した。
ということで、BDがどの程度のものか、と借りてきたのがこの作品。SFあたりが映像を楽しむには良いのではないだろうかという安易な発想である。

50年後の未来、太陽はその活動を衰えさせ、それにともなって人類も滅びようとしていた。そこで、窮余の策として、太陽に巨大核爆弾を発射し、ふたたび太陽を生き返らせようとの計画がなされる。
物語は、その核爆弾を積んで太陽に接近しようとしている宇宙船“イカロス2号”からはじまる。船には、カネダ船長(真田広之)をはじめとする8人のさまざまな分野の専門家が乗り込んでいた。

ダニー・ボイル監督はこの作品の翌年に、あの「スラムドッグ$ミリオネラ」を撮っている。
そういえば以前には問題作「トレインスポッティング」も撮っていた。
それらとはまったく違う作風のように思える。
こういう単純な娯楽作品も撮るんだな。ふ~ん。

設定はよくあるパターン。「アルマゲドン」と「ミッション・トゥ・マーズ」を足して2で割って、という感じ。
途中で起きる想定外の事故、たとえば外壁に故障箇所ができて、修理のためには船外に出なければならないとか、も、どこかでみたような気が・・・。
そのために犠牲者がでたり(我らが真田広之は早々に退場してしまいます)。

さて、正統派SF映画だった物語はというと、あれあれ、途中からホラー映画になってきたぞ。
ジェイソンの登場だ!
船内に謎の殺人者が潜んでいて、一人、また一人と乗組員は殺されていくぞ。
とりとめもなく物語がすすみ、収拾がつかなくなって、最後は・・・。う~む。

お目当てのBDの画像はきれいで、宇宙船内部なども満足して楽しむことができた。
ま、それだけを楽しんだだけでした。

ふたたび個人ごとなのだが、これからの映画鑑賞を、これまでどおりに普通のDVDをプロジェクターで観るか、それとも新しいプラズマTVで観るか、悩んでしまう。どうするか?