あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです(苦笑)。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。

「サン・ルイ・レイ橋」 (2004年)

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2004年 スペイン 120分
監督:マリー・マクギガン
出演:ロバート・デ・ニーロ、 キャシー・ベイツ、 ハーベイ・カイテル、 ジェラルディン・チャップリン

宗教ドラマ。 ★☆

この映画、ロバート・デ・ニーロキャシー・ベイツ、 ハーベイ・カイテルジェラルディン・チャップリンと、そうそうたる出演者。
それなのに我が国では劇場未公開。
何故だ?と思ったら、観て理由が分かった。
こりゃ、大部分の日本人には受けないだろうなあ。

サン・ルイ・レイ橋というのはペルーの峡谷にかかる吊り橋。
ある日、その吊り橋が切れて、たまたま渡っていた5人が谷に転落して死亡してしまった。
ひとりの修道士が、神は何故このようなことをなさったのか、と5人についてその背景を調べていく。
5人は神に召されなければならないなにか理由があったのか、と。

ようするにこの映画、宗教映画なのだ。
5人の生き様を振り返って、神の意志は奈辺にあったのかと問いかけている。
しかし、その修道士は異端裁判にかけられてしまう。
神の意志を疑って調査をするなどとは不遜きわまりない、と。

(以下、ストーリーに触れています)

娘に疎ましく思われながらも、娘のためにという一心で奇行をくりかえす公爵夫人にキャシー・ベイツ
でっぷりと太った身体で愚かな行為をおこなう。ときに狂気にはしっている。
すごい存在感。さすがである。
修道院から来ていた侍女と一緒に谷底へ落ちていく。
修道院育ちの双子の弟も谷底へ落ちていく。

ペルーの首都で絶大な人気を誇っていた女優ベリチョーレが秘かに産んだ子を抱いた劇団長も谷底へ落ちていく。
しかし、天然痘に罹り、容姿が醜く変わり果てたベリチョ-レは橋を渡らない。
なにか、意味しているところがあるのだろうか?

宗教に関心のある人だったら、作品が突きつけてくるものを興味深く思えるかもしれない。
しかし、ほとんど無宗教である私には映画で描こうとしたものそのものが、どこか他所の世界のことだった。
残念。