2004年 アメリカ 104分
監督:ピトフ
出演:ハル・ベリー、 シャロン・ストーン
「バットマン」の女性版? ★
悪徳会社によって殺されたヒロインは、超人的な猫の能力を有した「キャットウーマン」として生まれ変わる。
猫の超能力を獲得したヒロインへの感情移入が全く出来ない。
ということは、脚本がお粗末なわけだ。
ストーリーもひどければ、ハル・ベリーの衣装や演技もわざとらしい。
ハル・ベリーのセクシーさをアピールしたかったのだろうが、それも中途半端。
敵役になるシャロン・ストーンはなんだか中年になってしまっているし。
まったく見所のない映画になってしまっていた。
前評判も酷かったが、これほど酷いとは思わなかった。
B級映画はまだその自覚があるのだが、この映画はまともな映画を作ろうとしたふしがあるだけに、つまらなさに救いがない。
ハル・ベリーやシャロン・ストーンがよく出演したものだと驚いた。
ラジー賞を取ったというのも納得の作品。