2007年 メキシコ 103分
監督:ホルヘ・エルナンデス・アルダナ
出演:ディエゴ・ルナ
若者の愛と性。 ★★☆
先日観た「ナイン・シガレッツ」が思いの外に好かったので、同じディエゴ・ルナ主演の本作を鑑賞。
脚本は「バベル」や「21グラム」の脚本も担当したギジェルモ・アリアガ。
さあ、どうだろう。
マヌエル(ディエゴ・ルナ)の親友グレゴリオは精神を病んでいた。
入退院をくり返していたのだが、ある日、自殺をしてしまう。
マヌエルに奇妙な言葉を書きとめた紙片を何枚も残して。
実はマヌエルは、ガブリエルの妹とは恋人同士だった。
しかしマヌエルはガブリエルの恋人だったタニアにも惹かれていき、ついに深い仲になってしまう。
なんと無節操なマヌエル・・・。
ところがマヌエルは実にあっけらかんとしている。
元カノにタニアの居場所を尋ねたり、タニアを誰よりも愛していると言ったりするのだ。
まったく悪びれるところがない。
こいつ、どこまでデリカシーのない奴なんだ。
この映画でもルナ・ディエゴは格好いい。
まあ、モテるのも判るな、と納得させられてしまう。
タニア役の人(ポスターの女性)は、ちょっとペネロペ・クルスを思わせて、彼女を若く初々しくした感じ。
マヌエルの相手となる他の2人の女性も可愛い。
結局のところ、若者の自由奔放な性愛を描いた作品、ということになりそう。
女の子たちのきれいな胸は、幾たびとなくあっけらかんと差し出されてくる。
マヌエルは彼女たちのそのきれいな胸を、分け隔てなくやさしく愛撫している。
思わせぶりなタイトルは、「夜のバッファローに夢で見られた者は死ぬ」というガブリエルの台詞から来ているよう。
しかし、それが何のことかは判らずじまい。
単に、精神を病んだ者の妄想台詞だった?
未だ熟れきっていないような初々しいきれいな膨らみの胸は、充分に堪能できます。
しかし、それだけの映画だった、というのは少し言い過ぎ?(汗)