
2023年 95分 アメリカ
監督:シェーン・スタンリー
出演:ダニエル・C・ライアン
女運び屋もの。 ★★
タイトルからしてジェイソン・ステイサムの「トランスポーター」女性版を期待させようとしている魂胆が見え見え。
得てしてこういうのって酷いB級映画のことがある。
まあ、いいじゃない。騙されてやろうよという気分の時もあるさ。
原題は「ナイトトレイン」。
といっても列車が出てくるわけではなく、夜中にこっそりと麻薬を運ぶ運び屋の話。
ヒロインは難病の子供をかかえたシングル・マザー。いつもタンクトップ姿で野球帽をかぶっている。
で、650馬力の改造シボレーでぶっとばすわけだ。そんな彼女のあだ名が”ナイトトレイン”だった。
彼女を追うのは戦場体験がトラウマになっている元米兵の女FBI捜査官。
お酒に溺れていていつもけだるそう。でも捜査能力、追跡能力はしっかりしている。
この二人のやりとりがメインとなって映画は進んでいく。
オープニングは「ワイルド・スピード」そのものの公道レース場面から。
おや、なかなか期待させてくれるのではないかいとも思ったのだが、そうはいかなかった。
トランスポーターとくればカー・チェイスは不可欠なわけだが、そんな場面はわずか。
どちらかといえば、二人の女性の人生との向き合い(そんな大げさなものでもないが・・・)がメインだった。
ヒロイン役の女優さんは検索してみると、かなりの数の映画に出ていた。
何でも結構アクションも自分でこなす人のようだ。でも、それはこの映画では活かされていなかった。
ポスターではヒロインが銃を持っているが、劇中で銃を持つことはなかった。
どこからこんな映像を持ってきたんだ?
B級らしく物語はかなり雑だった。いささか意味不明な部分もあった。
でもそれは覚悟をして観始めたのだし・・・。覚悟をしておけば、それなりに楽しめる1時間半だった。
とにかく期待をしないで観ることをお勧めします。それなりです(笑)。