あきりんの映画生活

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「刺客」 (2022年) お前らは超合金武装者か・・・?

2022年 118分 中国 
監督:ダニエル・リー
出演:ウィリアム・フォン、 フー・ジュン

SF的剣劇アクション。 ★★

 

暗殺が世を動かしていた時代、というテロップが流れる。って、いつの時代?
とにかくその時代には暗殺者集団・離恨谷というのがあったのだ。
そしてその離根谷の四大刺客の一人が主人公のユアン(ウィリアム・フォン)。

 

彼は宝の在りかが記された地図を巡る争いで一族が虐殺されており、その仇を討とうとしている。
彼は谷の掟を破ったということで暗殺者から追われる立場となる。
という、判ったような、さっぱり意味不明の展開で、ユアンが戦いの渦に巻き込まれて行く。

 

驚いたのは、この映画のSFチックなところ。
伝統的な歴史アクションものかと思っていたら、とんでも武器があらわれてきたのだ。
片腕を失ったユアンにはマシンアームが取りつけられていたのだ。

 

このマシンアームには様々な武器が組み込まれている。
ロケットパンチのようなものから、円盤ノコギリのように回転しながら飛んでいく刃物。それらはきちんと元に戻ってくる。
これらの兵器が起動されるとマシンアームの内部の拡大描写になり、カチッカチッと機械が動き出すのだ。
こりゃこういったギミックが好きな者にはたまらん映像だろうな。

 

しかしこの映画の持ち味はそこまでだった。
物語なんて何が何やら。監督も気にしていなかったのかな。

 

最後は暗殺集団の頭領との一騎打ち。
この頭領は背中に金属製の羽根のようなマシンアーマーを身につけていた。
これもまあ度肝を抜くような代物。
羽根は一枚ずつ外れて刃となって飛んでくる。すごいね。
マーベル映画かと思ってしまうようなSFマシーンだった。

 

ということで、部分ガンダムかというような二人の戦いはCGも見事なものだった。
しかし・・・それだけだった。涙。

 

先日の韓国映画デュエリスト」は美しい殺陣を撮ることにあまりにも力を入れすぎて他が駄目だった。
この映画はマシンアームやマシンアーマーに夢中になりすぎて、本来なら描くべき主人公の物語がおざなりだった。残念。