あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。約2000本の映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。監督名、主演俳優名でも検索できます。

「芸者vs忍者」 (2008年) 芸者だぜ、忍者だぜ、どんなだ?

2008年 80分 日本 
監督:小原剛
出演:佃井皆美

アクションだけのチャンバラ映画。 ★☆

 

こんな潔いタイトルを見つけると、妙なうれしさを覚える。
もう透け透けの内容が目に浮かぶようではないか。
ということで、つい観てしまうのだよ(苦笑)。

 

しかし予想を遙かに超えた"潔い”内容だった。
父の仇を討つという大きな物語はあるものの、あとは次々に現れる敵と戦うだけの映画。ただそれだけの映画。
しかも、ヒロインが芸者姿だったのは冒頭だけ。あとは芸者なんてまったくの無関係展開。おいおい。
いかにも外人が喜びそうなタイトルを狙ったのだろうか。

 

ヒロインの佃井皆美ジャパンアクションエンタープライズの卒業生とのこと。要するにスタント・ウーマン。
仮面ライダーのような映画にも出ていたらしい。
彼女はこの映画のオーディションで2000人のアクション女優の中から選ばれたとのこと。
日本にもそんなに沢山のアクション女優がいるのだということにも驚いてしまう。

 

展開としては、父の仇にたどり着く前に次々に刺客がヒロイン前に現れる。
女忍者や呪術も駆使する山伏、アイヌ風の女武芸者、などなど。
まるでPRGを観ているよう。女忍者ヲ倒シマシタ、ツギノ敵ガアラワレマシタ・・・。
ヒロインはこれらの敵と順番に戦っていく。与えられたミッションをこなしていくという感じ。
ドラクエのあの音楽が聞こえてきそう。

 

それに制作費用の関係かどうか、舞台は野原や林の中ばかり。
要するに何の気兼ねをすることもない場所でただただ戦う。

 

アクションは売りだけあってさすがのものだった。
切れのいいソードアクションがあり、見事なワイヤーアクションがあり、果ては腕ひしぎ十字固めやジャーマン・スープレックスなどのプロレス技も出てくる。
力強い殴り合いもあれば、キックやローリングソバットなどの足技もある。
アクションに関しては、これぞプロ、といったものだった。

 

スタントウーマンには「ベイビーわるきゅーれ」のヒロイン役の伊澤彩織の活躍を観てから興味もあった。
しかし、あちらはきちんとした映画だったが、こちらは映画というにはさすがに”寒い”内容だった。

 

スタントマン、スタントウーマンのプロモーション・ビデオと思って観る方がよい作品でした。