あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです(苦笑)。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。

「TOKYO TRIBE」 (2014年)

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2014年 日本
監督:園子温
出演:YOUNG DAIZ、 清野菜名、 染谷将太、 窪塚洋介

ラップ・ミュージカルなバイオレンスもの。 ★☆

地獄でなぜ悪い」に続く園子温の猥雑なバイオレンス映画。
なんと今回はラップだ。
MC(染谷将太)による状況の説明もラップなら、台詞の大半もラップだ。こりゃこりゃ。

舞台は(たぶん)近未来の東京。
池袋や、渋谷、新宿、歌舞伎町、それになぜか武蔵野などにはそこを根城にしたストリート・ギャング(これがTRIBE)がいて、縄張り争いをしているという設定。
暴力とセックス、そこに見栄とはったりがからんで、軽佻浮薄、下品そのもの(笑)。
原作は漫画とのこと。

結論から言うと・・・ほとんどノレなかった(涙)。
そもそもラップが苦手というか、その良さがまったく判らない。
だものだから、台詞代わりにラップを聴かされても、感動もしないし、なぜラップ?という感じ(ラップ好きの方、ごめんなさい)。

物語の舞台設定は大変に面白い。
わざとセットであることが判りすぎるような、大げさなこけおどし的な街並み。
格好いいのだか、浮いてしまっているのだか、よく判らないような誇張した人物造形。

脇役も豪華。
白目をむいては張り型をなで回している竹内力や、巨大胸をゆっさゆっさとゆすっている叶美香、得意げにヌンチャクを振り回す中川翔子、などなど。

それらの出演者のなかでずば抜けて好かったのがヒロインの清野菜名
まだ19歳とのことだが、吉瀬美智子を若くしたような(私好みの)大人しそうな顔立ち。
それでいながら痛快なアクションをこれでもかと見せてくれた。
パンチラ回し蹴りも見事なら、脱ぎっぷりもいさぎよかった。
今後に期待!

映画としては、園子温、この方向へ突き進んでしまってそれでいいの? というのが感想のまとめ。
そもそも、この一大抗争の火種のオチが、チ○ポの多きさ比べ、というオチが受け入れられるかどうか、でこの映画を支持するかどうかも決まりそうな気がする。
そういうオチの面白さで映画を撮っていいのかどうか?

個人的には、園監督を追いかけてきたけれどそろそろ潮時かな?