あきりんの映画生活

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「ミケランジェロ・プロジェクト」 (2013年)

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2013年 アメリカ 118分
監督:ジョージ・クルーニー
出演:ジョージ・クルーニー、 マット・デイモン、 ケイト・ブランシェット
    ビル・マーレイ、 ジョン・グッドマン

第二次大戦秘話。 ★★★

ヒトラーは若い頃に画家を目指したことがある、というのを、どこかで読んだような気がする。
いずれにしても、ヒトラーが名画好きだったことは確かなようだ。

そのヒトラーは、侵攻した各国から名画や彫刻などの美術品を略奪し、祖国で総統美術館なる(けしからん)ものを作ろうとする。
こうしてナチスに奪われようとしていた美術品を取りかえそうと、特殊部隊“モニュメンツ・メン”(これが原題)が結成される。
この映画の物語は、実話を基にしているとのこと。

豪華な出演陣である。
モニュメンツ・メンのメンバーに、ジョージ・クルーニー、 マット・デイモン、 ビル・マーレイジョン・グッドマンなど。
そしてレジスタンスのように協力してくれる美術館員にケイト・ブランシェット
監督はジョージ・クルーニー本人。まるで「オーシャンズ11」の歴史物みたい(笑)。

連合国のノルマンディ上陸後のヨーロッパが舞台なので、ナチスは撤退に次ぐ撤退をしているころ。
めぼしい美術品を列車に積み込んでは持ち去ろうとする。
そして持ち去らない美術品は火炎放射器で焼き払ってしまう。なんということだ!
ゲルマン民族優秀思考のヒトラーは、劣った人種に奪われるぐらいなら燃やしてしまえ!と考えていたらしい。なんということだ!

モニュメンツ・メンの7人は果敢に行動して美術品を取り返していく。
実際に彼らがいなかったら、どれだけの美術品が失われていたことか。
ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」や「モナリザ」、ゴッホの「ひまわり」、ルノワールフェルメール、それにミケランジェロの作品、などなど。
ということで、物語自体は、こんなことがあったのか、と初めて知ることばかりで面白かった。

映画自体はややあっさりとした感じがあった。
戦時下なのに、その特有の悲惨さを思わせる緊張感は薄く、どこか淡々としていた。
こういう感じがクルーニーの好み?

戦争映画ではなく、あくまでも戦争の犠牲になりかけた芸術を守った男たちの物語でした。