今年劇場で観た映画は43本でした。
それに自宅屋根裏のマイ・映画館でのDVD鑑賞(80インチスクリーン、5.1サラウンド)を合わせると、全部で149本の映画を観ていました。
例によって、旧作も混じえての、今年観た映画の各分野でのマイベスト3です。
・アクション系
「バーフバリ」(2015年、2017年) これを観ずしてインド・エンタメ映画を語るなかれ。
「ミッション・インポッシブル フォールアウト」(2018年) トム、どこまでやるんだ、死んじゃうよ。
「ワイルド・スピード ICE BREAK」(2018年) 敵役セロン姐さんの、さあ、雨を降らせるわよ、が印象的だった。
・ドラマ系
「スリー・ビルボード」(2017年) どんな人も多様な心を持っていて、感情は絡みあっている。
「ペンタゴン・ペーパーズ」(2017年) 主役二人が魅せてくれた強い信念のドラマ。
「女神の見えざる手」(2016年) ヒロインに必ずしも賛同できるわけではないが、ここまでの信念を見せられると・・・。
・SF系
「不思議惑星キン・ザ・ザ」(1986年) ソ連製カルト映画。さあ、みんな一緒に、腰を少しががめて両手を低く拡げて挨拶だ、「クー!」
「アベンジャーズ・インフィニティ」(2018年) アベンジャーズの集大成とでもいうべきもの。
「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」(2017年) リュック・ベッソンのお洒落なスペースオペラもの。
・文芸系
「オン・ザ・ミルキーロード」(2016年) エミール・クストリッツァ監督のどこまでもイメージが(物語も)拡散していくような映画。
「過去のない男」(2002年) マキ・カリウスマキ監督の敗者3部作のひとつ。静かでゆる~い映画。
「セールスマン」(2016年) アスガー・ファルハディ監督の視点はいつも気になる。
・邦画
「万引き家族」(2018年) 必死に生きているのに、疑似家族のどこが悪い?
「愚行録」(2016年) 人間の愚かさをこれでもかと見せつけられる。人間は哀しい。
「追憶」(2017年) 降旗監督+木村カメラマンの日本的抒情をたたえた人間ドラマ。
・怪作
「シルバー・グローブ」(1987年) ポーランド製カルトSF叙事詩。すごい才能の人っているのだなあ。
「サンタ・サングレ/聖なる血」(1989年) ご存じアレハンドロ・ホドロフスキー監督の極彩色悪夢世界。
「気狂いピエロの決闘」(2010年) スペイン製血みどろシュールな三角関係映画。
・名作
「シシリアン」(1969年)
「レッドオクトーバーを追え」(1990年)
「ミスティック・リバー」(2003年)
・おまけに超駄作
「レディ・ガイ」(2016年) 折角のミシェル・ロドリゲス姐さんを起用しながら、どうした?
「バッド・ウェイヴ」(2017年) ブルース・ウィリスも歳をとった? ちょっとイタイぞ。
「アトラクション 制圧」(2017年) ロシア製SF映画。出だしの映像だけは好かったのだが・・・。
来年もよろしくお願いします。