1999年 アメリカ
監督:ラシャ・ゴズネル
出演:ドリュ-・バリモア、 ミシェル・バルダン
青春コメディ。 ★★
名門紙のエディターであるジョジー(ドリュー・バリモア)は、25歳になるのにキスをされたこともない。そんな彼女が10代若者の実態リポートを行うことになり、17歳に化けて高校に潜入する。
たわいのないコメディ。ふわふわと主人公の運命をみていたら、ちゃんとハッピーエンドになって、と、こういう映画が観たいなと思っている人には言うことのない映画。
高校時代に辛い過去をもっていたヒロインが、もういちど高校時代をやり直すといった願望も満たされているよう。
姉貴おもいの弟がいい味を出していた。それにライバル役の一人にあのジェシカ・アルバがいた。まだそれほどのオーラではでていないが。
野球場の衆人環視の中で彼を待つという設定は、似た映画があったことを思い出した。
「オン・ザ・ライン」という映画。地下鉄で知り合った相手に、駅で待っていると電飾広告板で公言して、大勢の人が相手が現れるかどうか見守るというもの。どちらの映画が先だったのだろう?
ヒロインの可愛い真剣さにどれだけのめり込めるか、なのだろうが、私はもうひとつでした。
結局の所、ちょっと太めのドリュー・バリモアが好みではないのだなあ。
この映画、ドリュー・バリモア自身が製作総指揮をしているとのこと。