あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです(苦笑)。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。

「チーム・バチスタの栄光」 (2008年)

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2008年 日本 120分
監督:中村義洋
出演:阿部寛、 竹内結子、 吉川晃司

海堂尊原作の医学サスペンスもの。 ★★☆

難易度の高い心臓手術をつぎつぎに成功させてきた手術の精鋭集団“チーム・バチスタ”だったが、なぜか3例が相次いで術中死をおこした。院長命令で心療内科医の田口公子(竹内結子)が内部調査をはじめるのだが、そこへ厚生労働省から変わり者役人、白鳥(阿部寛)が現われる。

拡張型心筋症や、それに対するバチスタ手術についての医学的説明が簡潔に示されていて、物語の背景になるところは分かりやすい。
原作ではかなり変わり者として描かれている精神科医の田口公平は、映画では少し頼りない女医になっている。これを竹内結子が好演していた。
この映画の成功は彼女の役柄の雰囲気によるところが大きいのではないだろうか。

望むらくは、バチスタ手術が非常に難易度の高いものであることをもう少し表せなかったかと思う。
あれでは心筋の罹患部位を適当に切除して、そこを縫合して終わり、というとても単純な術式に思えてしまった。

それに慌てるたびに手術器具をひっくり返す機械出しの看護師、あれは駄目でしょう。
あんな看護師が手術室にいては死人の山になってしまうよ。即刻配置転換をしなくては。

しかし、2段構えの原因解明は飽きさせなかった。
映画最後近くで、竹内が外科医の吉川晃司と握手をする場面も、ストーリーとからんでいてなかなか良かった。

不満をひとつ。
ソフトボールの試合の場面は2カ所とも不要だった。
特に最後は余韻がぶちこわしになっていた気がする。

安心してみていられるレベルの映画。鑑賞に費やした元は取れます。