2008年 アメリカ 124分
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ハリソン・フォード、 シャイア・ラブーフ
カレン・アレン、 ケイト・ブランシェット
20年ぶりのシリーズ第4作。 ★★★
まさか20年ぶりにインディ・ジョーンズが作られるとは思わなかった。
正直なところ、インディ・ジョーンズの冠がなければB級映画のストーリーではないだろうか。
冷蔵庫に入って核爆発から逃れて、滝壺に落ちて、最後のオチがあれでは・・・。
それというのも、ハリソン・フォードも年をとったけれども大丈夫だろうかと思いつつも、やはりインディだということでいやが上にも期待をしてしまうから出てくる不満であるわけだ。
そんな過去の冠を取り払ってみれば、普通の荒唐無稽のアドベンチャー・アクション映画としてみれば、十分に合格点。
倉庫の中での危機一髪の戦いとか、併走する車でのスリルあふれる戦いとか、十分に楽しめるのです。
ただ、あのお馴染みの音楽が流れてきて、ああ、インディ・ジョーンズだと思ってしまえばしまうほど、偉大なるインディがそんなレベルでの合格点をもらってもなあ、という淋しさが残る。
ショーン・コネリーが遺影になっていて、今度は息子が出てきて大活躍するまで頑張らなくてもよかったのではないかなあ。