監督:フィリップ・ノイス
出演:ハリソン・フォード、 アン・アーチャー
ジャック・ライアン/シリーズ第2弾。 ★★★
原作はトム・クランシーで、「レッド・オクトーバーを追え」につづくジャック・ライアン/シリーズの第2弾。
といっても、前作での主人公のジャック役のアレック・ボールドウィンは、すっかりショーン・コネリーに食われていて目立たなかった。
で、今作のジャック役はハリソン・フォード。やっと主人公らしくなった(笑)。
家族とともにロンドンを訪れていたライアンは、イギリス王室の車がIRAの過激派グループに襲撃される現場に居合せる。
犯人の一人を射殺してテロ事件を阻止したライアンだったが、弟を殺されたテロリスト、ショーン(ショーン・ビーン)は怨みのためにライアン一家を狙い始める。
舞台がアメリカに戻り、ショーンとライアンの戦いとなる。
ジャックの妻と娘はショーン一派に負傷させられたりして大変。
そこで家族を守るためにCIAに復帰したライアン。
しかし、CIAの情報分析官(お役所仕事?)なのに、どうしてジャックはあんなに体力もあって強いの?
もしかしてCIAに入る前は鞭を片手に世界中を冒険したり、宇宙船を操縦して冒険していた?
原作を調べてみると、ジャックが”博士”と呼ばれるのは、歴史学の博士号を持っているからのよう。
それに、なんとシリーズ作の最後の方では、アメリカ大統領にもなってしまったよう。
すごい一生の人物だったのだなあ。
物語はそれほど複雑ではなく、アクションも適度にあり、気軽に楽しめる映画でした。
奥さん役のアン・アーチャーも適役でした。
(余談)
映画でジャック・ライアンを演じたのは、ハリソン・フォードが2本、それに「レッド・オクトーバーを追え」でアレック・ボールドウィンが有名。
この他にも、クリス・パイン、ベン・アフレックが演じたものがありました。知らなかった・・・。