監督:ジョン・カーナハン
出演:ライアン・レイノルズ、 アリシア・キーズ
暗殺者が入り乱れている? ★☆
ストーリーとしては、マフィアの秘密を握る男の首に賞金がかかり、それをせしめようとする暗殺者たちと、阻止しようとするFBIがひとつのホテルの中で争う、ということになる。
ということになるのだが、映画はさっぱり面白くない。
登場人物を整理すると、暗殺者は、女性スナイパー2人組、なぜかチェーンソーを持った3人組、訳のわからん暗殺者が2人と、計7人、FBIは2人、それに命を狙われている男。
要するに10人が入り乱れているわけだ。
ところが人物が全く描けていないので、誰が誰やらさっぱりわからない。
どの人物像も平板で、思い入れもなにもあったものではない。
誰が死んで、誰が生き残っているのか、それも人物の見分けがつかないものだから判らなくなってくる。
ん? 結局、狙われていた男はどうなったんだっけ?