あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです(苦笑)。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。

カオス

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2005年 アメリ
監督:トニー・ジグリオ
出演:ジェイソン・ステイサム、 ライアン・フィリップ、 ウェズリー・スナイプス

真の銀行強盗のねらいは? ★★★

ローレンツウェズリー・スナイプス)をリーダーとする強盗グループが銀行に立てこもり、問題刑事のコナーズ(ジェイソン・ステイサム)を交渉役に指名してくる。
若手刑事デッカー(ライアン・フィリップ)を相棒にしたコナーズとローレンツの駆け引きがはじまる。

銀行強盗犯がたてこもり、警察が周りを取り囲み、両者の駆け引きがはじまるというあたりは、スパイク・リー監督の「インサイドマン」を思わせる。
ただ、あちらが銀行にたてこもった状況で映画を終始させたのに比して、こちらは銀行強盗がまんまと逃げたあとに話が拡がっていく。
犯人の仲間の追跡劇や、主人公たちが罠にかけられての爆破シーンなど、次々と派手な展開となる。

と、うわべの流れは派手なのだが、途中までは、ちょっと内容が薄いなあ、あまり謎らしい謎もなくてこのままいくのかいな、と思ってしまっていた。
ところが、やられた。
後半のストーリーを明かすわけにはいかないが、見事に2回やられた。
そのために、充分に楽しむことが出きた。

ただ、私はあまり深く考えずに単純に映画を観ているので、非常に引っかけられやすい。
こんなことに引っかかりはしないよという方には、最後までなあんだと言うことになるのかもしれない。

因縁の始まりだった冒頭の橋の上での事件が、単なる前ふりではなくて、最後まで大きく影を落としてきたのもよかった。
最後は、もつれた事件の糸を復習しながら解明してくれて、親切そのもの。

ジェイソン・ステイサムのしゃがれ声もよかったし、黒い帽子を被ったウェズリー・スナイプスも不敵な犯人役で雰囲気が出ていた。
ライアン・フィリップは初めて観たが、ちょっと軽すぎた。
この役柄だったら、ジョシュ・ハートネットあたりが個人的には好みだなあ。

(ちょっとだけネタバレ)
あのラストは賛否両論かも知れないが、スティーブ・マックイーンの「華麗なる賭」のラストを思い浮かべてしまった。