2012年 アメリカ 94分
監督:ポアズ・イェーキン
出演::ジェイソン・ステイサム
無敵アクションもの。 ★★☆
元刑事のルーク(ジェイソン・ステイサム)は、落ちぶれた今は賭け格闘技のファイター。
八百長試合で失敗をして胴元のロシアン・マフィアに妻を殺されてしまう。
自殺も考えたルークは、幼い中国人少女メイがロシアン・マフィアに追われているのを助けてしまう。
実はメイは数字記憶の天才少女で、彼女は大金に関する暗証番号を覚えていたのだ。
こうして、ロシアン・マフィアに、チャイニーズ・マフィア、さらに悪徳警官グループが、メイをめぐって、三つどもえの闘いをくり広げる。
ということで、ジェイソン・ステイサム主演のB級アクション映画。
ステイサムは、冒頭の落ちこぼれた感じから、少女を守るために戦闘能力が覚醒していく。
惚れ惚れするような体術の数々を見せてくれる。
身なりも貧相なぼろぼろスタイルから、超高級スーツ姿に早変わり。
期待通りの作品で、言ってみれば、それ以上でもそれ以下でもない(苦笑)。
ちゃんとカーチェイスもある。
なんせ訳ありぶっ飛ばし屋の裏家業もしていたステイサムだから、そのあたりはまかせておけいっ!というところ。
しかし、なんといっても残念だったのは、少女メイがちっとも可愛くなかったこと。
こんな無愛想な子を命がけで助けるか・・・、いやいや、正義の主人公は(可愛くなくても)ちゃんと助けるんだよな(笑)。
ま、メイがあまり可愛らしすぎても映画には合わなかったかも・・・(汗)。
(余分なひと言)
と言いながら、未練がましいようだが、メイの代わりにもっとツンデレ・セクシー美女をこの役に当てたらどうだったろうと考えてしまう。
もっと楽しい映画になったような気が・・・(おや、あなたもそう思いますか 笑)。
マッチョ禿げのステイサムの無敵アクションを、お酒片手にでも気軽に楽しむ映画です。