監督：フランシス・ローレンス
出演：キアヌ・リーブス、 レイチェル・ワイズ
天使と悪魔の戦いというオカルトもの。 ★☆
現実の世界のすぐ裏で、実は天使と悪魔が闘っているという、アメリカン・コミックが原作のオカルトもの。
全体的な雰囲気としては「コラテラル・ダメージ」に似ている。
いろいろな天使が出てきたり、ヒロインの妹の死の謎があったり、と、ストーリーには変化を持たせようとしているのだが、いかんせん、上手くいっていない。
全く印象に残らない展開の積み重ねで、で結局どうなの？という感じ。
アクション・シーンもそれなり。十字架が武器になるのだろうけれど、やはりなじめない。
キリスト教の方が観た場合は全く映画の解釈が変わってくるのだろうか？
悪魔払い物はどうも性に合わないので、私の評点はそれだけで低くなってしまう。
しかし、それを差し引いたとしても映画の出来がよいとはとても言えない。キアヌ・リーブスも華がなくなってきた。
「マトリックス」的なアクションものを期待してはいけません。
