あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。1800本余りの映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。

「Mr.&Mrスミス」 (2005年)

イメージ 1

2005年 アメリ
監督:ダグ・リーマン
出演:ブラッド・ピット、 アンジェリーナ・ジョリー

夫も妻も、凄腕の殺し屋だった。 ★★★★☆

互いに自分の素性を隠して結婚した二人(ブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリー)は、実はどちらも凄腕の殺し屋だった。あるミッションで鉢合わせをして互いの正体が明らかになった二人は、相手を抹殺するべく、壮絶な戦いをくりひろげる。

屁理屈なんかはどうでもよくて、今は本当の夫婦になってしまった二人の魅力で見せる、アクションものとしては完璧に近い好みの作品。
自分の職業を隠していた夫婦は、それぞれ秘密の武器庫を持っている。
夫の方は納屋に秘密の武器庫がある。
一方、妻の方は、なんと調理台の秘密ボタンを押すと武器庫があらわれるというぞくぞくするようなお膳立て。

前半の見せ場は、素性が明らかになった二人の戦い。
序盤は、何気ないふうを装いながら相手のナイフをとりあげたり、グラスをわざと落として相手の反射神経を確かめたりと、静かに始まる。
このあたりの二人のさぐり合いが絶妙の雰囲気で楽しませてくれる。

そのうちに家の中での本格的な銃撃戦となり、それこそ文字どおりの<殺しあいの夫婦喧嘩>となっていく。
もう同じ夫婦喧嘩でも「ローズマリー家の戦争」なんて目じゃないぜ(あの映画も面白かったけれど)。

後半になり、組織が差し向けた追っ手と二人が助け合いながら闘う展開になると、カタルシスも絶好調。撃ちまくるわ、撃ちまくるわ。
二人が向き合って腕を交叉させて、互いに背後の敵を撃ちたおす場面もよいなあ。

うがって考えれば、倦怠期になった夫婦がいて、それまで隠していた嘘がばれて夫婦喧嘩になったのだけれども、共通の問題事が起きたのでそれを協力して解決したら、めでたく夫婦仲も戻った、ということを、誇張して描いたということになるのだけれども、そんなことを考える必要もないでしょう。

ブラッド・ピットは、なんにも深刻には考えないような行動派キャラをやると、活き活きしている。
近作では、iPODオタクの筋肉フェチの役柄とか。似合っているだろうなあ。
かたやアンジェリーナ・ジョリーは、個人的には社会派の作品(「すべては愛のために」とか「グッド・シェパード」とか)よりも、こういう「トゥームレイダー」から「ウォンテッド」につづく役柄の方が好みではある。

冒頭とエンディングで二人が夫婦生活のカウンセリングを受ける場面は、思わず顔がほころんでしまった。
アンジー・ファンとしては、非常に高得点の1本です。