あきりんの映画生活

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「T 34」 (2018年)

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2018年 ロシア 93分
監督:キム・ドゥルジニン

戦車もの。 ★★☆

 

ソ連の名戦車T-34が主役。
ドイツ軍のタイガー戦車との烈しい攻防戦があるとのことで、期待して観賞。
ところが、あれ? ・・・あれ? 思っていたものとまったく物語が違うぞ・・・。

 

実は映画を間違えていたのだった。
観たいと思っていたのは2019年の「T-34」で副題が「レジェンド・オブ・ウォー」と付いているもの。
こちらは同じ「T-34」だが、副題は「ナチスが怖れた最強戦車」で、2018年の映画だった。
準新作コーナーに並んでいたので、てっきり「レジェンド・オブ・ウォー」だとばかり思って借りてきてしまった。

 

さて、この映画、試作戦車として開発されたT-34を描いている。
そしてそのT-34戦車2台を工場から800km離れたモスクワまで自走で運ぼうというもの。
スターリンの閲覧式のようなものがあって、その会場へ式に間に合うように運ばなければならない。
当時の戦車ではそんなに長い距離を自走できるものはなかったようだ。

 

この映画はただそれだけを描いている。
もちろん途中ではいろいろな障害が起こる。
実は工場の内部にはナチスの協力者がいて、護衛として一緒に走る軍用トラックには爆発物が仕掛けられる。
そして走行ルートなどを知ったドイツ軍は、T-34を奪おうと襲撃してくる。
おまけに、幌で車体を隠した戦車を、荷物を満載したトラクターと間違えて襲ってくる山賊までいる。

 

そんなわけで、戦車ものなら期待してしまう戦車戦はまったくない。
全編を通して撃つ砲弾も1発だけ。
あとは、基本、野原や田舎道を2台の戦車がトコトコと走る。
結構のんびりしている。

 

しかし、それじゃつまらないかと言うと、そうでもないのである。
のんびりしている分、輸送隊員5人の人間ドラマが好い感じである。
ちょっとぎごちない(ロシア映画だから?)女性隊員の水浴びシーンとか、イケメン隊員との淡い恋物語も入ってくる。

 

とりあえず、ポスターの写真は忘れて鑑賞しましょう。
戦争映画というよりも、完全に戦車によるロード・ムービーです。
ロシア文化疔が全面協力した映画だとか。