あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。1800本余りの映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。監督名、主演俳優名でも検索できます。

「ガーディアン24」(2019年)

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2019年 フランス 95分
監督:バランテ・スージャン

超B級「イコライザー」。 ★★

 

しがない警備員のデンゼル・ワシントンが実はすご腕の元CIAだったという設定が面白かったのが「イコライザー」。
この映画、明らかにそれを真似している。
真似して、目標のレベルには遠く及ばずに残念な結果に終わっていた。

 

スーパーの警備員ワルテルは、大柄のマッチョ黒人だが温厚な性格。
いつも少し困ったような真面目な顔で、きちんと警備主任の仕事をこなしている。
いささかぶっ飛んだようなところもある奥さんとは、今も熱々の状態。奥さん命のワルテル。

 

そんなワルテルが働いているスーパーに、夜中に5人組の強盗が侵入した。
警報装置の知らせでスーパーに見回りに行くワルテル。
そこで5人組に脅され、倉庫に監禁されてしまうのだが・・・。

 

しかしワルテルはアフガニスタン戦線での殺人機械の様な人物だったのだ。
奥さんから禁止されていたことは、どんなことがあってももう人を殺さないこと!
ワルテルが強盗団に遭遇したことを知った奥さんが心配して叫んだのは、あの人が殺されてしまうっ!ではなくて、あの人が誰かを殺してしまうっ!

 

案の定、5人組はワルテルにボコボコにされていく。
まったく危なげなし。
途中で現場に駆けつけた奥さんも、本業は看護師さんのようなのだが、度胸が据わっていてやるのである(苦笑)。

 

ツッコミどころは満載。
なによりも、こんなに強いのなら、素人同然の5人を相手にそんなにムキにならなくても簡単にやっつけられただろうに、と思ってしまうところ。
ワルテルは、スーパーの売り場にあった強力放水機で攻撃したり、ジャガイモを弾丸代わりにしたスリングショットで攻撃したりする。
あんた、生身で充分に強いんだから、そんな武器をわざわざ使う必要もないでしょうが・・・。

 

まあ、その場にあったものを武器にして戦う、というのが見せ場としたかったのだから、仕方がないか。
でも、どうしてもそうしたいのだったら、敵をもう少し凶暴にしないと必然性がないなあ。
ワルテルの活躍ぶりが浮いてしまっているぞ。

 

極めつけはお手製火炎放射器
おいおい、そんなものまで作ってしまってどうするんだ。
相手はもうそんなものが要らないほどに逃げ惑っているじゃないか。
必要もないのに火炎放射器なんか店内で使うものだから、ついにはスーパーが大火災になってしまったじゃないか(汗)。

 

この映画、ガチのアクション映画というよりも、コメディ路線だったのか、と思ってしまう。
それほどにユルい。
始めからそう思って観れば、あまり腹が立たなかったのかもしれない(汗)。