あきりんの映画生活

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「フラッシュバック」 (2019年)

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2019年 アメリカ 92分
監督:アレクサンドル・チェルニャエフ
出演:ジョナサン・リス・マイヤーズ、 フランチェスカイーストウッド

記憶喪失の絡んだサスペンスもの。 ★★★

 

転落事故を起こした車から記憶を失った男マイケル(ジョナサン・リース=マイヤーズ)が発見され、さらにトランクには女性の死体が入っていた。
これはこのところ起きている連続殺人の被害者のようだぞ。
すると、この記憶喪失男が連続殺人の犯人か!

 

ということで、記憶喪失となった連続殺人犯の容疑者の逃走、真相追究を描いたサスペンスもの。
なにしろ主人公も記憶が無いのだから、俺は一体、誰なんだ? 俺が、本当に連続レイプ殺人鬼なのか? 

マイケルの逃走を助けるのが看護師のダイアナ(フランチェスカイーストウッド)。
彼女の父親は冤罪で逮捕され、自殺してしまったという過去を持っていたのだった。
父親のように冤罪で苦しむ人を助けてあげなければ・・・、彼女も頑張る。

 

一方、事件を追っているのはFBI捜査官と地元の保安官。
二人は旧知の間柄で、その人間味も巧くあらわされていた。
保安官の息子が、ちょっと落ちこぼれっぽい変な奴。・・・ね。

 

ときどきマイケルは自分が犯行現場にいたフラッシュバックを起こす。
これは一般人は知らないような場面だぞ。ということは、やはり、彼が犯人なのか?
でも彼が主人公の映画なのだから、それが真相ってことはないよなあ。
では、このフラッシュバックは何なのだ?
(この邦題は上手くつけていた。原題よりもこちらの方が好いぞ)

 

ヒロイン役の女優さんは初めて観たのだが、胸のふくよかなアマンダ・セイフライドという感じで、悪くなかった。
なんと、クリント・イーストウッドの娘だった。これにはびっくり(お父さんには似ていないよ)。

 

B級映画っぽい雰囲気はあるものの(本邦未公開)、きっちりと作られている。
フラッシュバックなどの伏線もすべて回収されて、それなりにまとまっている。
でも、「予測不能の結末が待ち受ける衝撃のアクションスリラー映画」という惹き文句は、さすがに誇大広告では?