あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。約2000本の映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。監督名、主演俳優名でも検索できます。

「マジック・キッチン」 (2004年)

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2004年 香港
監督・リー・チーガイ
出演:サミー・チェン、 ジェリー・イェン、 アンディ・ラウ、 アンソニー・ウォン

★★☆

母のあとを継いで家庭料理の店を経営する女性シェフ・ヨウ(サミー・チェン)は、料理番組への出演依頼を受けてでかけた新宿で元カレのチュアンヨウ(アンディ・ラウ)と5年ぶりに再会する。

さあ、彼への未練が残るヨウ、そのヨウに密かな思慕を抱いているアシスタントのクーリー(ジェリー・イェン)、ヨウの親友と恋人関係になってしまうチュアンヨウ。
さあ、どうなるんでしょうねえと、難しいことは何にも考えずに楽しむ。

かって日本のTVの人気番組だった「料理の○人」を思わせる料理番組(そうです、あの「出でよ! 中華の鉄人!」と叫んだりしていた、あの番組です)への出演がクライマックスに来る。
ああ、懐かしいなあ。あの番組は毎週欠かさず観ていたぞ。

たわいもない、と言ってしまえばそれまでだが、こんな定番のストーリーはしょうがないなあと思って苦笑しながらも、つい観てしまう。
ということは、それなりにできている作品なのだろう。

サミー・チェンは、ちょっと”天然”の部分を見せながら、明るく好演。
やはりこの手の映画は、明るくて、どこか間が抜けた主人公が観ている者の気持ちを和らげてくれる。
相手役のジェリー・イェンは香港で人気のグループの一人らしい(日本で言えば、「嵐」か「SMAP」のメンバーというところか)。なかなかの好青年だった。

時間つぶし程度の作品ですが、しまった!ということはありません。