あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。1800本余りの映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。監督名、主演俳優名でも検索できます。

「夕陽のガンマン」 (1965年)

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1965年 イタリア 132分
監督:セルジオ・レオーネ
出演:クリント・イーストウッド、 リー・ヴァン・クリーフ、 ジャン・マリア・ボロンテ

マカロニ・ウェスタン。 ★★☆

余分なものは一切なし。
あっけないほど一直線のストーリー、哀愁を帯びたモリコーネの音楽、砂塵だらけの荒野、それに女性がひとりも出てこない(回想場面は別にして)男臭さ。
これぞマカロニ・ウェスタン以外の何ものでもない。

賞金のかかった強盗を追う賞金稼ぎにイーストウッドリー・ヴァン・クリーフ
主役はイーストウッドなのだろうけれど、クリーフがまた渋かった。
ポンチョ姿のイーストウッドより、黒いコート姿のクリーフの方がスタイリッシュだったぐらい。

イーストウッドは普段は右手をポンチョの下に隠している。
葉巻に火をつけたり、そのほかの日常動作は左手だけでおこなっている。
拳銃を扱うときだけ右手を使う。右手はそれだけのために常に備えているわけだ。
男のこだわりだなあ。

それにクリーフが扱う銃器が、またスタイリッシュ。
冒頭近く、一目さんに逃げていく賞金首を撃つ場面がある。
クリーフが馬に付けていた布包みをバサッと開くと、なんといろいろなライフル銃があらわれる。思わず唸ってしまうほどに格好良い。
それに、距離のある対峙しての撃ち合いになったときに、相手の銃弾などまったく意に介せずにおもむろに拳銃に銃座を取り付ける。
これがまた格好良い。男の美学だなあ。

この二人がお互いの帽子を撃ちあう場面がある。
それぞれに格好良い。そして二人はお互いの実力を認め合って、協力して強盗団を追っていくわけだ。
マンダムおじさんとアラン・ドロンとはまた違った男の友情だぜい。いぇ~い!

ハリウッド製の西部劇はどうも苦手なのだが、マカロニ製となるとまったく趣が違うので、それなりに楽しめる。
それにしても、砂埃まみれの汗臭い映画だよなあ。