あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。1800本余りの映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。

「気分を出してもう一度」 (1959年)

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1959年 フランス 91分
監督:ミシェル・ブワロン
出演:ブリジッド・バルドー、 アンリ・ヴィダル

健康なセクシー・サスペンス・コメディ。 ★★☆

Allcinemaの解説文に”赤川次郎みたいな筋書き”とあったが、確かに物語は「探偵物語」を思い出させる。
ただ、あちらのにわか探偵のヒロイン、薬師丸ひろ子は清純そのものだったが、こちらはナイス・バディのブリジッド・バルドーである(嬉)。

バルドーは一目で相思相愛となった歯科医のアンリ・ヴィダルと結婚したばかり。熱々。
ところがちょっとした弾みで夫が性悪女のダンス教師に浮気心を抱いてしまう。そのうえ、そのダンス教師が殺されてしまい、現場に夫が居合わせてしまう。
夫の無実を証明しようと、バルドーはダンス教室のやとわれ教師となって、真犯人を捜し出そうとする(映画の原題を直訳すると「わたしと踊らない?」である)。

というぐあいに、サスペンス風味を取り入れた軽いお洒落な作品。
とにかくバルドーが可愛い。
ダンス教室が物語の舞台なので、バルドーも軽快にマンボを踊る。その天真爛漫な可愛さったら!

少しめくれた上唇、驚くほどくびれた細いウエスト(50cm!)に、ブラウスを中から突き上げている胸(90cm!)。健康なセクシーさがぴちぴちと跳ねている(笑)。
バルドーはこの作品1本で「小悪魔」の呼び名をほしいままにしたとのこと。宜なるかな
(ちなみにモンローのセクシーさがどこか湿っているのに対して、バルドーのそれはカラッと乾いている感じがする。)

ロジェ・バディム監督も、最愛の妻バルドーを魅力的に撮っていたが、彼女の映画を3本撮ったボワロン監督も見事に彼女の魅力を引き出していた。
それにしても、この時代の映画タイトルには感心する。宣伝マンの心意気が感じられる。
昨今の安易な原題の片仮名表記のタイトルでお茶を濁す配給会社は見習って欲しいぞ。

もう、バルドーの魅力を楽しむ作品。それ以外に何もいらない。
立て続けに園子温監督の重くどろどろとした作品を観たあとだったので、この映画の軽さは好かったなあ。
ほっ、としました。