あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。1800本余りの映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。

「最高の人生の見つけ方」 (2007年)

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2007年 アメリ
監督:ロブ・ライナー
出演:ジャック・ニコルソン、 モーガン・フリーマン

末期癌の二人の人間ドラマ。 ★★☆

主演がジャック・ニコルソンモーガン・フリーマン、監督はロブ・ライナーとくれば、これは良質な人間ドラマが保証されたようなもの。
末期癌という悲劇的な状況にいるにもかかわらず、主人公たちは前向きで人生に肯定的。
観た者もほのぼのとしてくる作品。

余命6ヵ月の宣告を受けた二人が偶然に同じ病室に入院することになる。
ひとりは家族を愛するまじめな自動車整備士のカーター(モーガン・フリーマン)。もうひとりはその病院のオーナーであるエドワード(ジャック・ニコルソン)。エドワードは大金持ちだが孤独だった。
そんな対照的な初老の男二人が意気投合して、人生の最後にやりたいことを叶える旅に出る。

バケット・リスト(棺桶リスト、これが原題)というものを初めて知った。なるほど。
イザベル・コイシュ監督作に「死ぬまでにしたい10のこと」というのがあったが(未見です)、あれと同じ発想なのだろうか。
思わず、自分が余命6ヶ月になったら何をしたいだろうかと、考えてしまった。

コールとエドワードは自家用ジェット機で世界を旅してやりたいことをチェックしていく。専用の秘書がいろいろな手はずも整えてくれる。
大金持ちでなければできないことで、もちろん絵空事
費用は資産家のエドワードが全部出しているのだろうが、彼はそんなそぶりはおくびにも出さない。貧しいエドワードもまったく卑屈にならない。
この二人の関係が清々しい。現実にはあり得ないようなことだから(現実の人間関係はどうしてもお金がからむとイヤらしくなりがちだから)。

余命が限られた人が最後の輝く時間を過ごす物語とくれば、なんとなく期待する内容がある。
で、実はもっと感動的な描き方をした作品かと思っていた(「探偵ナイトスクープ」の西田局長ではないけれどもハンカチを用意しようかと思っていた)。
しかし、割りとあっさりと描かれていた。

最後まで二人の描き方は明るい。変にお涙ちょうだい風に盛り上げなかったところがよかったと言える。
ハンカチを使うことを期待していた向きには物足りないかもしれないのだが・・・。

人生に喜びを見つけられたか? 他の人に喜びを与えられたか?
この二つの質問にイエスと答えられれば、死後に天国に行けるとのこと。
映画の二人は、人生の最後に喜びを分かち合える友達を見つけることができたので、一緒に天国に行ったのだろうな。