あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです(苦笑)。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。

「ザ・エッグ」 (2009年)

イメージ 1

2009年 アメリ
監督:ミミ・レダ
出演:モーガン・フリーマン、 アントニオ・バンデラス、 ラダ・ミッチェル

騙し合いの泥棒もの。 ★★☆

落ち着き払って余裕たっぷりのモーガン・フリーマンと、どこか青臭さが抜けない濃い青年顔(といっても、もう50歳近いはずだが)のアントニオ・バンデラスのコンビでみせてくれる泥棒もの。
二大スターの顔合わせ、なのだが、どうにもしゃっきりしない。

大泥棒リプリー(フリーマン)が狙ったのは、最新設備のセキュリティに守られたロマノフ王朝の秘宝の“イースターエッグ”。
その計画を実行するために、新たな相棒ガブリエル(バンデラス)を引っ張り込む。
そこに、リプリーの元相棒の娘が曰くありげにガブリエルに近づいてきたり。。。

この手の泥棒もの映画の醍醐味は、完璧なセキュリティ・システムをいかに破るかという点にある。
緻密な計画を立て、入念に準備をして、細心の注意を払いながらそれを実行する。
そこに人間ドラマがからんだり、予想外のトラブルが起こったりして、観ている者はハラハラするわけだ(笑)。

中盤までの盗みの実行過程は、ちょっと調子が良すぎて、あれ、ご都合主義すぎないか、と言うところもあったのだが、まあまあ面白い。
赤外線をかいくぐって侵入するという場面は、ショーン・コネリーとゼタ・ジョーンズ姐さんの「エントラップメント」にもあった。
比べれば、ゼタ姐さんのアクロバットのほうが絵的には好かった。バンデラス兄さんはもう必死だものな(笑)。

この映画は後半から終盤にかけて、あれよあれよという展開になっていく。
このままじゃ平凡だから、ひとつひっくり返しておいてやれ。
ついでだから、もうひとつひっくり返しておくかな。
…てな具合で、どうも無理をし過ぎた。

妙に話をややこしくしてしまったなあ。もっとすっきりとまとめた方が、作品の出来としてはよかったのではないだろうか。
でも、それだと平凡すぎるか…。

アメリカでは劇場公開はされずに、直にDVD化されたそうです。
なんとなくその理由も分かるような…。