2012年 アメリカ 102分
監督:サイモン・ウェスト
出演:シルベスター・スタローン、 ジェイソン・ステイサム、 ジャン・クロード・バンダム
チャック・ノリス、 アーノルド・シュワルツネッガー、 ブルース・ウィリス、 ジェット・リー
とにかくアクション・スター勢揃い第2弾。 ★★☆
前作であまりにもはっきりと路線を打ち出していたので、それを求める人、それを支持する人しか観に行かないであろう映画(笑)。
で、そういう人なら、またかよ、と言いながらも充分に楽しんでしまえる映画(笑)。
今回も、スタローン率いる傭兵軍団が悪の権化のような武装軍団と闘うという、もう判りやすい筋立て。
オープニングのミッションで、華々しく活躍したジェット・リーは、あれ? もう、退場?
これはいささか寂しいなあ。
スケジュールがつかなかった?
その代わりと言ってはなんだが、今回は敵の憎々しいボスにジャン・クロード・バンダムが紛して、なかなかに美味しい役ところを演じる。
それに、途中からふら~っとチャック・ノリスもあらわれる。
この人はアクション俳優のくせに、どこかのんびりとした雰囲気があるんだよねえ。
それに、前作ではカメオ出演だったシュワルツネッガーとブルース・ウィリスもちゃんと活躍する。
スタローンと3人そろってのマシンガン揃い撃ち場面は、やはりうれしいもの。
シュワルツネッガーは 「帰ってきたぜ」 と、 「ターミネーター」 のパクリまで言ってくれるサービスぶりだし。
何かの場面では、誰かがシュワルツネッガーに向かって「溶鉱炉に落としてやるぞ」とも言っていた。これもニヤリとしてしまうねえ。
(原語ではそのときに 「ターミネーター」 という単語も言っていたような・・・。)
しかし、ロートルを差し置いて一番魅せたのは、やはりジェイソン・ステイサムか。
牧師の格好をしてのナイフ・アクションは格好良さは決まっていたぞ。
さすが旬のアクション俳優だなあ。
ガンガンとぶっ放すそろい踏みの面々を、軽~イ気持ちで楽しむ映画です。
映画の最後に古いプロペラ機をプレゼントされたエクスペンダブルスの面々、飛行機を指して「ポンコツだな」 と誰かが言い、「我々もな」 と自虐ネタをとばしていた。