2014年 アメリカ 126分
監督:パトリック・ヒューズ
出演:シルベスター・スタローン、 メル・ギブソン、 ウェズリー・スナイブス、
ジェイソン・ステイサム、 アントニオ・バンデラス、 ハリソン・フォード、
ドルフ・ラングレン、 ジェット・リー、 アーノルド・シュワルツネッガー
レジェンドお祭りアクション第3弾。 ★★☆
すごい企画だな、こんな映画が本当にできるの?と驚嘆した顔ぶれだった「エクスペンダブルズ」も、もう第3弾。
主な出演者を書くだけでも3行にもなってしまう。
レジェンド・アクション・スターの、もう、てんこ盛り(嬉)。
今回新たに加わった大物は、 メル・ギブソン、ハリソン・フォード、それにアントニオ・バンデラス。
ウェズリー・スナイブスも初めてだっけ?
物語なんて、もうなくてもいいようなものだけれども、メンバーが活躍するためにはそうも言っていられない。
ということで、今回の悪玉はエクスペンダブルズの創設メンバーで、死んだはずだったメル・ギブソン。
こいつは手強い相手だぞ、なにしろスタローンと同じぐらいに強いはずなのだから。
このところメル・ギブソンはすっかり悪役が板についた。
あの「メチェーテ・キルズ」でもふてぶてしい悪役だった。こうして悪役に華があると映画も映えるなあ。
アントニオ・バンデラスは、高い身体能力を持っているのだがその一方でうざいぐらいにおしゃべりな役どころ。
ちょっと滑稽なのだか、イタイのだか、微妙な感じ。
彼がこんな役どころをやるとは思っていなかったなあ。
もう出演しないのかなと思っていたジェット・リーは最後の方に登場していた。
前作といい、出演スケジュールが上手く合わない? 彼にはもうちょっと活躍して欲しいぞ。
(ある情報によると、リーは甲状腺関係の病に罹っており、運動ができない状態とのこと。もしそうなら、一日も早く良くなって欲しい。)
まあ、大味と言えば大味。マンネリと言えばマンネリ。
結局のところ、毎回やることは一緒。
でもこれはそれを承知で楽しむ映画。そんなことに文句を言う人には見る必要はない映画。
出演者たちもそれを承知の上で演っているのだろう。
それが証拠に、ポスターに映っている面々、みんな楽しそうに笑っている。