2003年 アメリカ 95分
監督:チャールズ・ハーマン・ワームフェルド
出演:リース・ウィザースプーン
女の子コメディ続編。 ★★☆
超楽天的、超お人好しでピンク大好きなお嬢様エル(リース・ウィザースプーン)が、大活躍をする脳天気コメディ第2弾。
弁護士になったエルは、今回は化粧品会社の動物実験をやめさせるための法律を提案する。
おお、今回はかなり真面目な、社会的なテーマだなあ。
しかしそのきっかけは、自分の結婚式に愛犬の母犬を出席させたいという、超個人的、超マイナーなもの。・・・脱力。
男も女もダークスーツばかりの政界、法曹界へ、エルはピンク・ファッションでうれしそうに乗り込む。
周囲のあきれかえっている視線なんて、まぁ~ったく気にしない。
意地悪な同僚や、堅物の議員たちを相手に、今回もエルは超肯定的、超ご都合主義でがんばる、がんばる。
それにしても、こんな展開って、ありかよ。
でも、あまりに都合良すぎるだろ、なんて言ってはいけない。
これはそれを楽しむ映画。それ以外の何ものでもない(笑)。
なんとなくエルを助けてくれる事務所の同僚役でメアリー・リン・ライスカブが出ていて、嬉しかった。
といってもほとんどの人が誰か判らないと思うのだけれど、人気TVドラマ 「24」 のクロエ・オブライエン役の人、といえば、ああ、と思い出す人は結構いるのではないだろうか。
いつもしかめっ面をしているのだけれども、案外好い人である役を演じる。
馬鹿馬鹿しいのだけれども、見終わったあとはなんとなく元気が出て幸せな気分になれる映画。
これって、かなり素晴らしいことではないだろうか。