あきりんの映画生活

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「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」 (2019年)

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2019年 アメリカ 92分
監督:ウディ・アレン
出演:ティモシー・シャラメ、 エル・ファニング、 セレーナ・ゴメス
    ジュード・ロウ、 ディエゴ・ルナ

恋愛コメディ。 ★★★

 

もう80歳を過ぎたウディ・アレンは、それでも次々に新作を撮っている。
すごい創作力が持続している。
こんな監督はウディとクリント・イーストウッドぐらいのものだろう。
しかし、私はウディ・アレンはちょっと苦手。この映画はどうだろう?

 

地方の同じ大学似通うギャツビー(ティモシー・シャラメ)とアシュレー(エル・ファニング)。
彼女が有名な映画監督にインタビューできることになる。もう、すごいわ、夢みたいっ。
彼女がマンハッタンへ出かけるということで、(ちょっとお調子者の)ギャツビーも大張り切りで同行することに。
よし、僕の古巣のニューヨークを案内してやるよ、2人で週末のニューヨークを楽しもうぜ。

 

ギャッピーはアシュレーと過ごす週末のためにこれぞ満点!というデートプランを練り上げる。
ところが、有名監督にインタビューに出かけたアシュレーは、いつまでも帰ってこない。
雨の街で一人取り残されたギャツビーは旧友に会い、元カノの妹チャン(セレーナ・ゴメス)と再会する。

 

雨模様のニューヨークの景色はお洒落だった。
ウディ・アレンの映画だから、どこか気取っていて、お洒落感はある。
気障な感じすらあるのだが、そこが好いという人もいれば、それが気になってと言う人もいる。

 

ヒロインのエル・ファニングはそれほど好みではない人(汗)。
しかし、無邪気で天真爛漫といったいいとこお嬢さんの雰囲気をよく出していた。
どれぐらい爛漫かというと、有名監督やプロデューサー(ジュード・ロウ)、イケメン・スターに出会って舞い上がって、すっかり彼氏をほったらかしにしてしまうぐらい(笑)
 

それにしても、どうして彼女はあんなに中年男を虜にしてしまうのだ? 
同じおじさんだが、好くわからんぞ。

 

アシュレーが出会って、うっそぉ~!と興奮する人気俳優役にディエゴ・ルナ
彼の出ているメキシコ映画はつい最近、「ナイン・シガレッツ」「夜のバッファロー」と2本を観たところだった。
確かにイケメンだよねえ。
アシュレーも覚悟を決めて下着姿にまではなるのだが・・・(苦笑)。

 

かたや、ギャッピーにキスの上手さはまだまだと辛口批評をするチャンは、ずけずけと物を言う本音の女。
彼女の家でギャッピーがピアノを弾きながら歌う「Everything happens to me」は好かった。
この歌は、個人的にはチェット・ベイカーのものが最高だと思っている。

 

最後、若さゆえの苦みを味わいながらも、どこか新しい地点に旅立つ二人。
ちょっと苦手意識のあるウディ・アレンだったが、今回は素直に楽しむことができた。

 

しかし、最近のウディはセクハラ問題でかなり揉めている様子。
この映画でも、複数の主要出演者が本作に出たとことを後悔していると発言したり、ギャラをセクハラ抗議の団体に寄付したりしている。

 

歳を取っても、あくまでも男と女の恋の駆け引き、それもちょっと苦い味わいの恋模様しか描かないウディ。
もうアメリカは離れて、これからはまたヨーロッパで撮るとか。
まだ、頑張るのか。すごいな。