あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです(苦笑)。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。

「ハート・オブ・ウーマン」 (2000年)

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2000年 アメリカ 127分
監督:ナンシー・マイヤーズ
出演:メル・ギブソン、 ヘレン・ハント

大人のファンタジー・コメディ。 ★★☆

男たるもの、女性の考えることはわからんっ!と言いたくなる場面にはしばしば遭遇する。
いったい、なに考えとんや?
しかし、女性の心が読めてしまったら、どうする? 
愉しくうれしいような、怖いような・・・。この映画は、その”もし”を描いている。

広告代理店で活躍するニック (メル・ギブソン) は、名うてのプレイボーイ。仕事にも遊びにも自信満々。
ところが期待していた昇進は見送られ、仕事上のライバルだったキャリア・ウーマンのダーシー (ヘレン・ハント) がヘッド・ハンティングされてきてニックの上司となる。
早速、これまで興味の無かった女性用商品の広告アイディアを迫られる。

メル・ギブソンがとても軽い、それでいてプライドは高いお調子者を演じている。
女性なんか遊び相手の対象としてしか見てこなかったのになあ。
それなのに女性上司に命令されるなんて、くそ、おもしろくないなあ。

ブラジャー、パンスト、マスカラ、それに脱毛用粘着シートなどなど、女性用商品の広告アイディアをださなければ・・・。
そのためには女性の気持ちが分からなければ、ということで、ニックは自分でそれらを着用し使って見る。
胸毛もじゃもじゃのメル・ギブソンが赤いマニキュアをしてルージュを引いて・・・。笑える。
しかも、その女装姿を娘と彼氏に見られてしまう。これ、どうよ。

ところがである。ある事故をきっかけにニックは女性の心が読めるようになってしまったのだ。
これはすごいぞ。

今まで自分をほめてくれていると思っていた相手は、実は自分の言動にうんざりしていることが分かってしまったり。
自分につれなく当たっているように見えた女性が、実はデートに誘ってもらいたがっていたり。
ベッドの中でなんて、相手のしてもらいたがっていることが全部分かるのだから、そりゃ「セックスの神様」とまで言われるわけだ(笑)。
あ、ちなみに、お相手はマリサ・トメイですよ。
前半はそんなわけで絶好調。

ところが、女性の心が分かるにつれて、ニックは自分勝手な自分を反省して、と言う展開になっていく。
対抗心むき出しだったダーシーにも、彼女の心が分かるようになって理解し合うようになっていく。
ということで、後半はラブ・コメ調のちょっとベタな展開になっていく。

後半からラストも、あまり優等生的なまとめ方でない方が個人的には好みなのだが、これはこれで充分に楽しめた。

それにしても、この映画とは逆に、女性が男性の心が読めたらどうなるんだろ?
あまりにオオカミばかりがいて、男性不信になってしまうのだろうか?(苦笑)