あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです(苦笑)。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。

マッド・マックス 怒りのデス・ロ-ド」 (2015年)

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2015年 オーストラリア 120分
監督:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディ、 シャーリーズ・セロン

砂だらけのマッド野郎たち。 ★★★☆

メル・ギブソンの「マッド・マックス」は、なぜか見そびれていた。
で、いきなり観てしまったのが、30年後に作られたこの第4作。ひぇ~。

マッド・マックス・シリーズの作品世界がどんなものかは聞いてはいた。
砂だらけの荒廃した世界で、改造車野郎が走り回る映画でしょ。
そんな予備知識だけで観たのだが、これは予想を上回っていた。これはすごい。

とにかく最初から最後まで、奇怪なマッド改造車が走り回るわ、異形の薄汚れた連中が襲うわ、襲われるわ、これは、すごい。
物語などそっちのけで、その画面のすさまじさに一度上がったテンションは最後までそのまま持続してしまった。
いやあ、観るだけでも疲れるわい(笑)。

今回の主役はトム・ハーディ
映画の半ばぐらいまでは車に縛り付けられて顔の半分を拘束具で被われてしまっている。
台詞もあまりない。これ、誰?(苦笑)

なので、圧倒的に存在感があって物語の要にもなっていたのはフュリオサを演じたシャーリーズ・セロン
坊主頭で片手は義手。おまけに顔半分をグリースで黒く塗っている。異様な美しさ。
身を挺して、虐げられてきた女性たちを連れて大型タンク車でひたすら逃げる。凜々しいなあ!

彼女たちを追ってくるのがマッドな改造車軍団。
この造形がすばらしい。加速装置をボンネットに露わに搭載していたりする。
馬鹿でっかいタイヤの車があるかと思えば、ハリネズミのような車もあった。
車好きが観たらよだれが止まらないような代物ばかり。

車に取り付けられた長い竿のようなものに男たちが取りついている図にも感心した。
何のためにあんなことになっているのかと思ったら、他の車に飛び乗るためだった。なるほどなあ。

それに、呆気にとられたのが、追いかけ応援演奏特別仕様車(笑)。
車の背面には大きな太鼓を並べ、ドンドコ打ち鳴らし続けている。
そして前面の特設舞台では、ヘビメタのようなギタリストが跳びはねながらエレキ・ギターをギンギコ演奏し続けている。
相手(マックス)が飛び乗ってきても、(あのタイタニックの弦楽団を見習って)最後まで演奏を止めないぞ!

悪の巣窟の無意味に人力な重そうなエレベーターも、印象的だった。
物語の紹介をまったくしなかったが、それはこの際、まあいいです(笑)。
そんなもので左右される映画でもありません(と、そんなことはないか・・・)。

最初から最後まで、ひぇ~、です。
この映画は大画面、大音響で観るのが、絶対的にお勧めです。