2012年 アメリカ 92分
監督:オリビエ・メガトン
出演:リーアム・ニーソン、 マギー・グレイス、 ファムケ・ヤンセン
痛快オヤジ・アクション第2弾。 ★★★
リーアム・パパがまたまた家族のために大活躍をする。
今度の舞台はイスタンブール。
さあ、”沈黙”はしていないが、このオヤジは今回も強いぞ。
前作でブライアン(リーアム・ニーソン)に息子たち(少女誘拐・人身売買の極悪非道人たちです、念のため)を殺された男が復讐を企てる。
リベンジを誓ったのは悪人の方だったのだ(ちょっと変な感じ・・・)。
で、イスタンブールへの旅行中に、ブライアンは元妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)と一緒に謎の男たちに襲撃を受けて監禁されてしまう。
一人難を逃れた娘キムに、ブライアンは携帯電話で逃げるように指示する。そして、あることをするように指示を与える。
キムは今回も必死に頑張るぞ。
今回はブライアンも監禁されてしまうので、まずはその状況から脱しなければならない。
目隠しをされて護送されている時に聞こえる物音から道順を記憶するところは、古いヒッチコックの映画を思い出させた。
それに、地図の上に距離を測る円を描いてその交差する地点から監禁場所を推定するところも、そんなに上手くいくのかな?という気がしないでもないが、楽しませてくれる。
それに、元妻のレノーアは死にかけるような酷い目にあわされるのだが、彼女が強く耐える。
それも、一度ならず二度までも・・・。すごい。
たしかに演じているのはファムケ・ヤンセン!だから、その強さは並じゃないのだっ!
彼女といえば、007と死闘を繰り広げたり、X-MENの面々と対等に渡り合ったりしてきたのだから、強いのだよ(なんのこっちゃ?)
それにしても、このオヤジ、今回もムチャクチャする。
場所をさぐるために街中で平気で手榴弾を爆発させる。おいおい、いいのかよ(呆)。
今回は、この事件の後も元妻や娘とも仲良くやっていけそうで、リーアム・パパも頑張った甲斐があったなあ。
この邦題なのだが、今回は”96時間”という時間制限はない物語。
前作で「96時間」とやってしまったので、続編にも「96時間」の冠をつけなくてはならなかったわけだが、これはちょっとまずかったねえ(苦笑)。
でも、あっという間の1時間半を楽しませてくれたから、文句は言いません。