2014年 アメリカ 117分
監督;ジョゼ・バヂーリャ
出演;ジョエル・キナマン、 ゲイリー・オールドマン、 アビー・コーニッシュ
リバイバルもの。 ★★☆
オリジナルの「ロボコップ」は1987年とのことだから、もう20年以上が経っているわけだ。
早いなあ。もうそんなに経つのか。歳を取ると1年が早い(苦笑)。
で、最近流行のリブートもの。
警官や兵士のロボットを開発して躍進している巨大企業オムニコープ社。
会社の悩みの種は、あまりに冷酷なロボットがアメリカ社会に受け入れられないこと。
そこで目をつけたのが、人間の脳を積んだロボット。これなら感情を持ったロボットだぜい!
オムニコープが目をつけたのが、爆発事故で瀕死の重傷を負ったアレックス(ジョエル・キナマン)。
妻と息子と暮らしていた彼は、オムニコープのノートン博士(ゲイイー・オールドマン)によってロボコップに生まれ変わる。
オリジナルの細かいところは忘れてしまっているのだが、大筋の設定はよく似ていたように思う。
ただ、前回は不死身となったロボコップの活躍を、ただこれでもかと全面に押し出していたようだったが、今回は不死身の体になってのなお生き続けることへの葛藤も描いていた。
そして家族愛も大きな位置を占めていた。
自分があんな状態になったら、はたしてロボット人間として生き延びることを望むだろうかと考えてしまう。
脳細胞さえ本人ならいくら体が失なわれても、それは本人?
逆に、脳細胞の働きが本人らしくなくなっても肉体が本人なら、それは本人?
まあ、そんなことを考える必要はないのですが・・・(苦笑)
映画自体は、無難に楽しめる作品でした。