あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです(苦笑)。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。

「47RONIN」 (2013年)

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2013年 アメリカ 121分
監督:カール・リンシュ
出演:キアヌ・リーヴス、 真田広之、 柴咲コウ、 菊地凛子

驚きの忠臣蔵。 ★★☆

日本人なら、雪の降り続く本所深川に鳴り響く陣太鼓の響き、といった感じで誰もが知っている忠臣蔵
外国人が解釈して創造力を広げると、こんなふうになるんだ!

主役のキアヌ・リーヴスがどんな役なのかと思っていたが、本来の物語には登場しない”鬼子”と呼ばれる異人だった。
その彼は、相思相愛となった浅野内匠頭の娘(柴咲コウ)のために大石内蔵助真田広之)とともに打倒吉良上野介浅野忠信)をおこなう。
それに冒頭から訳不明の怪獣は現れるし、吉良をそそのかせる魔女(菊地凛子)も登場する。

これはもう”忠臣蔵”を観ようと思ってはいけない映画。
このごろ流行のグリム童話の新解釈映画、たとえば「スノウ・ホワイト」とか「赤ずきん」とか「ヘンゼルとグレーテル」とか、と同じように考えればいいわけだ。
元のあらすじからどれだけ想像力を膨らませて別の物語をつくりあげられるか。そこだ。

ビジュアル的には大変に楽しむことができる。
だいたいが武士が一人もちょん髷を結っていない。
柴咲コウの着ている着物はまるでカクテルドレスのような襟。なかなかに好いなあ。
将軍の衣装なんて、中国? 朝鮮? それともチベット? といった珍妙なもの。好いなあ。
馬が駆ける大平原に大きな石灯籠がぽつんと立っていたりもする。 

この映画で一番印象的だったのは、魔女役の菊地凛子
パシフィック・リム」や「ノルウェイの森」「シャンハイ」などではちょっと微妙だったが、この映画で見直した。
でも、どうやって倒されたのだったか、もう忘れている(笑)。

一応は外国映画なので、忠臣蔵の物語を知らなくても何も困らずに観ることができます(笑)。
気楽に観ましょう。